[6.14 W杯F組第1節 日本 2-2 オランダ ダラス]

 日本代表の森保一監督が2-2で引き分けたオランダ戦後、公式会見に出席し、「勝ち点1ではまったく満足できないし、これから2試合で勝ち点3をつかみ取れるように、明日からしっかりチームで準備したい」と強調した。

「やはりオランダは強かった。2回リードされた中、なかなか追いつくことが難しい相手だったと思うが、選手たちがチーム一丸となって、タフに粘り強く最後まで戦い、気持ちを切らさずに2度追いついてくれたことは、勝ち点3を取れず残念だが、これからW杯を戦ううえで、W杯は厳しい戦いになること、かつ自分たちがパフォーマンスを維持すれば勝ち点を取れる、勝利が近づくという自信が持てる戦いになった」

 2度のリードをそのたびに追いつき、ポット1の強豪国であるオランダから勝ち点1を奪った。グループ3位でも決勝トーナメント進出の可能性があるレギュレーションにおいて、3試合で勝ち点4が一つのボーダーラインになる。その意味でも貴重な勝ち点1となったのは間違いない。

 森保監督は「満足できないと話したが、勝ち点1以上の価値があるドローだったと思っている」とも指摘。「選手たちが準備してきたことを実践してくれた。試合の流れが理想的にいかなかった中でも、主体的に対応力を発揮してくれて、2度追いついたことは大きな自信になる」と選手たちを称えた。

「常に勝ち点3を目指して戦っているので、勝ち点1は残念だと言ったが、オランダ相手にこのW杯の舞台で勝ち点1を取れるチームがどれだけあるかというと、2回もリードされた中で勝ち点1はそう簡単ではない。選手を称えたいし、価値ある勝ち点1だったと思っている」と評価していた。

(取材・文 西山紘平)