Microsoft公式Discordサーバーで「マイクロスロップ」という侮辱語が流行し一時的に禁止ワードに指定される

Microsoftが推進するAI機能がユーザーに「マイクロスロップ」と名付けられからかわれている現状を受け、Microsoftが公式Discordサーバーで「マイクロスロップ」という単語をNGワードに指定したことが分かりました。
Microsoft gets tired of “Microslop,” bans the word on its Discord, then locks the server after backlash
Microsoft banned the word 'Microslop' in its Copilot Discord server, then began restricting access after users started posting 'Microsl0p' and other funnies | PC Gamer
https://www.pcgamer.com/software/ai/microsoft-banned-the-word-microslop-in-its-copilot-discord-server-then-began-restricting-access-after-users-started-posting-microsl0p-and-other-funnies/
マイクロスロップは「AIによって大量に生成される低品質のデジタルコンテンツ」を意味する「スロップ」という言葉とMicrosoftを掛け合わせた造語です。CopilotなどのAI機能が登場するたびに、Microsoftに反発する人々がこの言葉を使って冷やかす様子が見られます。
この言葉がMicrosoft CopilotのDiscordサーバーで禁止されていると、テクノロジー系メディアのWindows Latestが報じました。チャンネルではこの言葉を含むメッセージは履歴も含め表示されず、発言しようとすると「サーバールールにより不適切と見なされたフレーズが含まれている」として自動的にブロックされたそうです。

しかし、ユーザーたちは「o(オー)」を「0(ゼロ)」に置き換えるなどしてこの措置に対抗。さまざまなキーワードを考案してフィルターをすり抜けました。ところが、この騒動が拡大したため、MicrosoftはCopilot Discordサーバーをロック。その後まもなくサーバーの一部へのアクセスが制限され、メッセージ履歴が非表示となり、多くのユーザーに対して投稿権限が無効化されました。
MicrosoftはWindows Latestに対し、Copilot Discordサーバーをロックした理由について公式声明を出しました。同社の広報担当者によると、Copilot Discordサーバーは「会話を妨害することを目的とした組織的なスパム攻撃」を受けていたとのことで、大量の繰り返し投稿や無関係なメッセージを抑制するために一時的なキーワードフィルターを導入したのだそうです。

記事作成時点ではフィルタリングが既に解除されており、「調子はどうだい、スロッパー仲間たち」「私はただマイクロスロップって言いにきただけだよ」といったメッセージが交わされているとのこと。
Microsoftの広報担当者は、「マイクロスロップ」のフィルタリングは恒久的なものではなく、追加の保護策が整うまでの短期的な措置であると説明。「CopilotのDiscordチャンネルは、Copilotとは無関係の有害なコンテンツで空間を混乱させ、圧倒しようとするスパマーの標的となりました。最初は長文の連続投稿が中心だったため、活動を抑える目的で一部の用語に対する一時的なフィルターを追加しました。その後、ユーザーを有害なスパムから保護し、コミュニティにとって安全で利用可能な空間を維持するため、より強力な対策を実装する間、サーバーを一時的にロックする決定をしました」と述べました。
