脳科学者、茂木健一郎「ブラックホールの事象の地平線の“不思議な見え方”―外からは止まる、でも宇宙飛行士は…」
YouTube番組『ブラックホールの「事象の地平線」について』が公開され、脳科学者の茂木健一郎氏がアインシュタインの一般相対性理論からブラックホールの「事象の地平線(イベントホライズン)」をめぐる時空と意識の不思議について語った。
茂木氏は「一般相対性理論というのは、時間とか空間を4次元の多様体として捉えて、その中での様々なことを記述している」と解説し、物理学における“革命”としてニュートン力学からの転換点を強調。特に「ブラックホールというのは、実際に宇宙の中に存在することが分かっていて、そこに光が入ると光は出てこれない」とし、ブラックホールの「事象の地平線」を外部から観察した場合の不思議な現象に注目した。
茂木氏は、「例えば宇宙飛行士がイベントホライズンに近づくと、外から見ているとだんだんその宇宙飛行士の動きが遅くなって、やがて止まってしまい、落ちるのに無限に時間がかかるように見える」と発言。しかし「宇宙飛行士の立場から立つと、普通に地平線を通過する。…地平線自体は、別に特別なことはなく通過してしまう」と、観測者ごとに知覚される現実が異なることの不思議さを指摘した。
また、ブラックホールの事象の地平線は「物理的な意味では特異点ではなく、座標系の特異点にすぎない」と解説。「地球の北極点のように、座標上は特異だが、物理的性質は変わらない」と例え、専門的な視点でも噛み砕いて説明した。
一方、「外から見ると宇宙飛行士は“落ちていない”ようにも見えるけど、宇宙飛行士自身からは落ちている。…それが空間的分離という一般相対性理論の属性の非常に特殊な例」と強調し、「一見して理解しにくい現象だが、実は理論的に納得できる」と語った。
動画の最後には「ブラックホールには他にも不思議なことがある。人間の意識とブラックホールの不思議の間にどんな関係があれば面白いのかなと思っている」と締めくくり、科学と人間の知覚を結びつける新しい視点の可能性に期待を示した。
茂木氏は「一般相対性理論というのは、時間とか空間を4次元の多様体として捉えて、その中での様々なことを記述している」と解説し、物理学における“革命”としてニュートン力学からの転換点を強調。特に「ブラックホールというのは、実際に宇宙の中に存在することが分かっていて、そこに光が入ると光は出てこれない」とし、ブラックホールの「事象の地平線」を外部から観察した場合の不思議な現象に注目した。
茂木氏は、「例えば宇宙飛行士がイベントホライズンに近づくと、外から見ているとだんだんその宇宙飛行士の動きが遅くなって、やがて止まってしまい、落ちるのに無限に時間がかかるように見える」と発言。しかし「宇宙飛行士の立場から立つと、普通に地平線を通過する。…地平線自体は、別に特別なことはなく通過してしまう」と、観測者ごとに知覚される現実が異なることの不思議さを指摘した。
また、ブラックホールの事象の地平線は「物理的な意味では特異点ではなく、座標系の特異点にすぎない」と解説。「地球の北極点のように、座標上は特異だが、物理的性質は変わらない」と例え、専門的な視点でも噛み砕いて説明した。
一方、「外から見ると宇宙飛行士は“落ちていない”ようにも見えるけど、宇宙飛行士自身からは落ちている。…それが空間的分離という一般相対性理論の属性の非常に特殊な例」と強調し、「一見して理解しにくい現象だが、実は理論的に納得できる」と語った。
動画の最後には「ブラックホールには他にも不思議なことがある。人間の意識とブラックホールの不思議の間にどんな関係があれば面白いのかなと思っている」と締めくくり、科学と人間の知覚を結びつける新しい視点の可能性に期待を示した。
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