本田のドイツ戦後の発言を受け、韓国メディアが日本代表の充実ぶりに言及した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 Aマッチ5連勝中の日本。怒涛の躍進を予言するかのような本田圭佑のコメントに、韓国メディアが再注目した。

 日本のレジェンドプレーヤーは、森保ジャパンが現地9月9日に敵地でドイツを4−1で下すと、自身の公式Xで次のように綴った。

「昨年のワールドカップからドイツに連勝した日本。本当に凄いことだ! 日本は次のレベルに到達したと思う。おめでとう、日本」

 この発言を、韓国メディア『マイデイリー』が10月15日の記事で取り上げ、「彼の言葉は正しかった。日本サッカーが“脱アジア級”の戦力を誇り、快進撃を続けている」と報じた。

 日本は6月シリーズでエルサルバドルに6−0、ペルーに4−1と連勝を飾る。9月シリーズでは記述のドイツ戦で4−1、続くトルコ戦は4−2と欧州の難敵を蹴散らす。
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 さらに10月シリーズでは、カナダに4−1で快勝。『マイデイリー』は「今回も攻撃力を爆発させた」と感心し、日本の戦いぶりを分析する。

「最近5連勝。5試合で22得点・5失点を記録。攻守ともに安定した姿を見せ、“脱アジア級”の戦力を誇示。選手層が厚く、様々なリソースを均等に投入しながら、世界的なチームを攻略した。浮き沈みが少なく、どのような相手と戦っても、自分たちのスタイルを追求して連勝を重ねた意味は大きい」

 そのうえで、「ホンダの言葉通り、アジアを超えて、本当に次のレベルに到達したのかもしれない」と評価。「日本は韓国に0−4で大敗したチュニジアを相手に17日、Aマッチ6連勝に挑戦する」と締め括った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部