同点ゴールを決めた相馬。写真:佐藤博之

写真拡大

 U-23アジア選手権は1月12日、タイのタマサートスタジアムでグループリーグ第2戦のU-23日本対U-23シリアの一戦が、日本時間の22時15分のキックオフで行なわれている。

 日本は初戦のサウジアラビア戦に敗れ、そのサウジアラビアは第2戦でカタールと引き分け。日本は、このシリア戦に敗れると、グループ敗退が決まってしまう。

 そんなシビアなシチュエーションで迎えた試合は、序盤の9分にいきなり動く。日本は自陣ペナルティエリア内での競り合いがVAR判定の対象となり、町田浩樹がファウルを取られてPKを献上。これをFWバラカトに決められ、先制を許してしまった。

 しかし日本は立ち上がりからボールを支配してシリアを押し込む。26分には上田綺世が、27分には橋岡大樹が際どいシュートを放ち、シリアゴールを脅かす。そして30分、日本は左サイドから波状攻撃を仕掛け、最後は左ウイングバックの相馬勇紀が右足を振り抜き、強烈なミドルシュートを突き刺した。日本が同点に追いつく。

 その後も日本はシリアゴールに迫るものの、追加点は奪えずに前半を終了。1-1のタイスコアでハーフタイムを迎えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部