カルロス・ゴーン被告の逃亡劇、中国はどう見たのか「むしろ日本の勝利では?」
記事によると、日本人の恥だという人もいるが「見方を変えれば日本人にとって儲けものだ」という。記事はまず、ゴーン被告は日産を救い、さらには三菱を救ったと紹介。約20年前にゴーン被告は、経営危機に陥りルノーから出資を受け入れた日産自動車に派遣され経営トップに就き、2016年には燃費不正問題を起こした三菱自動車との提携を主導、三菱会長にも就任している。「日産を救い、そして三菱も救った」のは事実であり、それだけでも「日本は儲けもの」だという。
その中で、ゴーン被告は「ただの駒に過ぎなかった」と記事は分析。18年11月に日本へ行ったときに突然逮捕されたが、司法取引まで積極的に使用してゴーン被告を逮捕したことで、日産がルノーに吸収されることはなくなったとし、「この意味で日本は目的を果たしたので、日本にとっては勝利であり、決して恥ではない」と論じた。
この主張からすれば、ゴーン容疑者の逃亡は決して日本にとって悪いことばかりでもないということになりそうだが、セキュリティの甘さを狙って正規の方法ではなく密出国させてしまったことは、やはり日本にとって大きな恥と言えるだろう。今年は東京五輪も控えており、より強固な警備が求められていると言える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

