CEO交代の大和ハウス、3年間で1兆円投資。何に使う?
芳井敬一社長は成長を目指す海外事業について「物流中心に需要が旺盛な東南アジアの投資を加速したい」と述べた。
また同社は樋口武男会長兼最高経営責任者(CEO、81)が代表権を返上、CEOを退任し、取締役会長に就任すると発表した。CEOは芳井敬一社長兼最高執行責任者(COO、60)が兼務する。樋口会長が高齢のため体力的な理由で退任を申し出たという。樋口氏は18年ぶりに代表権を返上する。6月25日の株主総会後に開く取締役会で正式決定する。
新CEOの素顔
大和ハウス工業に入社したのは32歳の時。それまでは神戸製鋼所に在籍し“ラガーマン”だった。大和ハウス入社後は営業畑を歩む。「初めて実施した支店長試験の合格と(幹部候補を発掘する)『大和ハウス塾』の1期生に選ばれたことをきっかけに今の自分がある」と自覚する。
5日に樋口武男会長兼最高経営責任者(CEO)から「逃げるなよ」と打診を受けた。首位ではない戸建て住宅などの部門に「負けている理由が気にくわない」と物腰柔らかながら、強気な一面も。樋口会長は「総合力が高い」と評する。
趣味は舞台鑑賞やスポーツ観戦。企業理念と同じ「事業を通じて人を育てる」が座右の銘。2055年度の100周年に、売上高10兆円という大目標に向け「最後は人」と説く。
※2017年9月18日の記事(内容は当時のもの)
