東京ディズニーリゾート35周年、次ぎに仕掛けるアトラクションは
TDRは35周年記念イベント「Happiest Celebration!」を通年で展開する。目玉の一つがTDLの新しい昼のパレード「ドリーミング・アップ!」だ。ディズニーキャラクターがフロート(山車)に乗って華やかにパレードし、来園者を夢の世界にいざなう。フロートのデザインや出演者の衣装を細部までこだわって作り込み、何度見ても楽しめるように工夫している。
TDRの入園者数は料金引き上げの影響で15―16年度は2年連続で減少したが、17年度は増加に転じた。TDRを運営するオリエンタルランド(OLC)は、35周年イベントの実施により、18年度の入園者数を17年度より90万人多い3100万人と見込む。「過去最高(14年度の3137万人)には届かないが、かなりレベルの高い水準」(宮内良一OLC執行役員)となる。
19年度以降も成長を見込む。加賀見俊夫OLC会長は35周年記念セレモニーで「これまでとは別次元だと評価されるような、新しい体験価値の創造への準備が進んでいる」と発言。19年は東京ディズニーシーに大型アトラクション「ソアリン」(仮称)を導入、20年はTDLにディズニー映画「美女と野獣」がテーマの新規エリアを開設する計画で、その後の大規模なパーク拡張も検討中だ。
設備の新設に加え、来園者の利便性を高めるサービスの充実にも力を入れる。今夏に提供するスマートフォン向け公式アプリには、アトラクションの待ち時間をリアルタイムで表示する機能などを搭載し、来園者が快適に遊べる仕組みを取り入れる。
「新鮮さと快適さを兼ね備えたテーマパーク」を目指し、ハード・ソフトの両面で進化を続けていく。
(文=千葉・陶山陽久)

