映画「デスノート」正統な続編、“6冊ルール”基に描く新作の製作決定。

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2006年に公開され、二部作の興行収入が80億円を超えるヒット作となった実写映画「DEATH NOTE」「DEATH NOTE the Last name」。あれから10年目となる2016年、正統な続編として完全新作映画が公開されることがわかった。

この続編は、世界的なサイバーテロが頻発する超高度情報化社会となった現在、2016年が舞台。“夜神月”と“L”のDNAを受け継いだ新たなるカリスマが登場する(何をどのように受け継いだ存在なのかは今は伏せられている)。2人の天才の意志を継ぐ者たちと、いったい誰が保持者なのか分からない新たな「デスノート」を巡る戦いを、海外ロケーションを交え全世界スケールで描く作品だ。

今回の映画化を決定づけたのは、原作にあるデスノートの“6冊ルール”。「人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで。もちろん死神自身が所有するノートはその数に入らない。よって、人間にノートを所有させる事で人間界にいていい死神も6匹まで」とある。この原作に存在しているが映画・ドラマ・アニメ・舞台でも未だ使用されていないルールを基に、地上に舞い降りた6冊の「デスノート」をめぐる壮絶なバトルが繰り広げられるのだろうか。

また、「6冊ルール」のほか、9月13日に放送された連続ドラマ版最終回で公開された特別映像(https://www.youtube.com/watch?v=EyIKfBRtoek)内に散りばめられた「夜神月、復活」「Lの後継者」「弥海砂」「死神の目」「ノートの封印」……これらのキーワードはいったい何を意味するのかも気になるところ。ベールに包まれたこの一大プロジェクトの謎はまだ明らかになっていない。今後の続報から目が離せなそうだ。

映画「GANTZ」「図書館戦争」の佐藤信介監督がメガホンを執り、ソリッドなアクションも加えた、想像を絶する頭脳戦が始まる。映画「デスノート2016」(仮)は2016年全国超拡大ロードショー。

☆「DEATH NOTE」とは…

「DEATH NOTE」は、全世界累計発行部数3,000万部を誇るカリスマコミック。大ヒットした映画二部作は海外からの注目も高く、スピンオフ作「L chang the WorLd」(2008年)を合わせると35の国際映画祭から招待を受け、60以上の国と地域で公開され、今なお拡大を続けている。

ほかにも、アニメ、小説、舞台とメディミックスを展開。2015年には連続ドラマ化され、初回視聴率16.9%をマークした。また、ドラマ版は日本での放送開始と同時に127か国での放映&配信が決定。全世界からの注目を集めている。