5日に行われたローマとのコッパ・イタリア決勝は、インテルFWマリオ・バロテッリをまったく別人に変えたようだ。それは、MFヴェスレイ・スナイデルに代わってピッチに姿を見せてすぐに分かったことである。バロテッリは走り、戦い、再び「自分のチーム」と感じるようになったインテルを助けようという意欲にあふれていた。

怠けたり、気まぐれを起こすのはもう終わりだ。チームメートたちも彼を許したようで、それはトロフィー授与と優勝を祝う姿から感じられた。サポーターも同じである。彼らはバロテッリに拍手を送り、彼を鼓舞した。バロテッリも今や、感謝の気持ちを表したいと願っている。

これまで、バロテッリはアッピアーノ・ジェンティーレの練習場を後にする際、車のエンジンをうならせながら急いで去っていた。だが7日、マリオはサポーターたちのところでサインをし始めたのである。10回、100回とサインを続けたのだ。マリオは微笑み、感謝しながら、サインにサインを重ねた。ファンと写真を撮り、謝罪したのである。

サン・シーロで行われたバルセロナとのチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグのようなことは、もう起きないだろう。インテルとそのサポーターたちは、彼にもう一度チャンスを与えることを望んだ。今、バロテッリは変わったかのようだからだ。ラツィオ戦の前に胸を叩いてみせたあのジェスチャーは、心からのものだったように思われる。重要なシグナルだ。結局、バロテッリは150メートルを進むのに15分かけた。すべてのサポーターのところで止まったからだ。