【大人の物欲】世界的な玩具コレクター北原氏も推薦!ロボットR-35工作キット

レトロなトーイといえば、戦後期につくられた“ブリキのおもちゃ”がある。デザインの懐かしさやブリキの質感に暖かみを感じることから人気があるアイテムだ。子供の頃に「ブリキのロボット」で遊んだ経験をお持ちのかたやお父さんにとっても懐かしいおもちゃだろう。
「ブリキのロボット」は、「ブリキ」と呼ばれるスズをメッキした鋼板で作られている。戦後の復興期、伸銅製品は産業に優先して供給したため、入手が容易なブリキを利用した玩具が多く作られたことが、日本で「ブリキのロボット」が作られるキッカケだ。
そんな昔なつかしい「ブリキのロボット」が紙製のロボット「ロボットR-35工作キット」として復活した。
■今までに無い手づくり玩具 - 玩具コレクター北原氏
ブリキの玩具「ロボットR-35」は昭和35年に増田屋から発売され、欧米へも多数輸出された代表的なブリキのロボット。オリジナルはアンティークな置物としても絶大な人気を誇っている。増田屋は、1724年創業で270年以上の歴史を持つ玩具メーカー。創業時は江戸時代で徳川吉宗が権勢を振るっていた頃となる。同社は、今日まで電動動物からラジコンなど、多種多様な玩具を販売しており、おもちゃを通して生活の中に「夢と遊び心」を提案している。「ロボットR-35工作キット」も、まさに「夢と遊び心」の結晶といえるだろう。
今回制作する「ロボットR-35工作キット」は、昭和35年に発売された実物の1/1スケールに設計され、同じ機構で歩き出す紙製のロボット。パッケージも発売当時のデザインを基調に制作するというこだわりようだ。「ロボットR-35」のように、後退および目のライトは点灯しないが、自分で作れる楽しさが新たに加わった。
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「ロボットR-35工作キット」の中身 | 「ロボットR-35工作キット」のパッケージ |
この「ロボットR-35工作キット」を、あの人が黙って見ているはずがない。
世界的な玩具コレクターで・ブリキのおもちゃ博物館の館長でもある北原照久氏は、「ロボットR-35工作キット」に、次のような推薦状を贈っている。
ブリキのおもちゃ博物館 館長 北原照久氏
「昔なつかしの「ブリキのロボット」が「紙製のロボット」で生まれ変わりました。この工作キットは、当時のブリキのおもちゃをモチーフに、自分で組立て、動かして遊べる、今までに無い手づくり玩具です。年配の方には懐かしく、子供達には新鮮な、この「クラフト・ロボット」を皆様のコレクションに加えてください」
■ロボットR-35を体験しよう
「ロボットR-35工作キット」には、写真入りの丁寧な説明が書かれた組み立てマニュアルが付属されている。組み立て工程は全部で28工程もあるが、対象年齢が10歳以上と低く難しい作業はないだろう。ゆっくり作っても、4時間もあれば組み立て作業は完了するはずだ。![]() | ![]() |
顔と手が完成 | ギアボックス付きの足が完成 |
組み立てのコツだが、形状が似たパーツが多いので、組み立てを始める前にスチレンペーパーは本体に、シールは印刷の脇に番号を振っておくと、組み合わせるパーツやシールを間違わずに済むだろう。
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コントロールボックスを組み立て、乾電池をセット | 完成した「ロボットR-35」とコントロールボックス |
完成した「ロボットR-35」のリモコンのスイッチを入れると、いかにも昔のロボットのように歩き出す。ロボット競技「Robo One」に登場する最新の二足歩行ロボットに比べると、構造は非常に単純だが、顔にも愛きょうがあり、どことなく温かみが感じられるから不思議だ。
大人の目には懐かしく、子供の目には新鮮に映るy「ロボットR-35」。休日やクリスマスを利用して、制作に挑戦してみてはいかがだろうか。
製品名:ロボットR-35工作キット
実売価格:2,100円(税込み)
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