審判員からの引退を発表したばかりのアンソニー・テイラー氏がトルコサッカー連盟(TFF)のエリート審判部門のディレクターに就任した。英『BBC』が伝えている。

 テイラー氏はプレミアリーグ433試合を担当するだけでなく、キャリア通算831試合を担当。クラブW杯やUEFAヨーロッパリーグ決勝でも笛を吹くなど、国際大会での経験も豊富だった。また、22年カタール大会でW杯デビューを飾ると、北中米W杯でも3試合を担当していたが、大会後の7月21日に引退が発表されていた。

 新たな職務を引き受けることとなったテイラー氏は「トルコサッカー連盟に加わることができて大変嬉しく思います。新しい仕事を始めるのが待ち遠しいです」とコメントしている。

 トルコでは審判員571人のうち371人が賭博用のアカウントを保有していたことが、5年間の調査で判明。約10か月前の出来事だった。TFFのイブラヒム・ハジオスマンオウル会長は当時、「トルコサッカーを本来あるべき地位に引き上げたいなら、あらゆる汚点を一掃しなければならない」と述べていた。