今年2月のCLベスト16におけるヴィニシウス(右)とプレスティアンニ(左) photo/Getty Images

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アーセナルへの移籍が取り沙汰されるヴィニシウス・ジュニオールだが、もしジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレイすることになれば、不安を感じたとしても無理はないかもしれない。英『Mirror』はそう指摘し、両者の間にある"因縁"を振り返っている。

事の発端は今年2月のチャンピオンズリーグ、ベンフィカ対レアル・マドリードだ。当時ベンフィカを率いていたモウリーニョ監督の前で、ヴィニシウスはジャンルカ・プレスティアンニから人種差別的な発言を受けたと訴え、試合は約10分間中断。その後、プレスティアンニには出場停止処分が科された。

しかしモウリーニョ監督は試合後、差別疑惑そのものよりもヴィニシウスのゴール後の振る舞いに言及。「双方の話が違うので信じられない」と発言し、問題の本質から目をそらしたとして批判を浴びた。

この対応に強く反発したのが、『CBS』で解説を務めていたティエリ・アンリ氏だった。

「試合が止まった理由はゴールパフォーマンスではない。差別発言の疑いだ。彼(モウリーニョ)は私たちが別の話題を話すように論点をすり替えた」

さらに自身も現役時代に人種差別被害を経験したことを明かし、「被害者はいつも言い訳だと思われてしまう」とヴィニシウスに理解を示していた。

『Mirror』は、アーセナル行きが報じられるヴィニシウスを巡る話題の中で、この騒動を改めて紹介。「モウリーニョの下でプレイすることに不安を覚えても無理はないだろう」と評し、両者の過去の因縁に改めて注目を集めている。