「日本では考えられない」スペインを世界制覇に導いた名将、東京五輪で日本撃破の夜にとった行動が忘れられない【W杯】
攻撃的なパスサッカーを標榜しながら、8試合で1失点という攻守のバランスの良いチームを作り挙げたのが、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督だ。
その温和な名将は、かつて東京五輪のスペイン代表を指揮。準決勝で、久保建英、堂安律、上田綺世、三笘薫、前田大然、遠藤航、田中碧、冨安健洋、板倉滉、吉田麻也、酒井宏樹らを擁した日本を1−0で破り、決勝に進出したものの、ブラジルに敗れて銀メダルに終わった。
準々決勝での劇的勝利に喜び過ぎて右手を骨折していたデ・ラ・フエンテ監督は、最後にスペイン人記者たちと左手でグータッチをしながら、会見場を後にした。
その光景を見ながら、「日本では考えられないな」と感じたのを今でも覚えている。
当時の五輪代表には、ウナイ・シモン、マルク・ククレジャ、エリク・ガルシア、ペドリ、ミケル・メリーノ、マルティン・スビメンディ、ダニ・オルモ、ミケル・オジャルサバルら、今回のW杯優勝メンバーが名を連ねていた。
そんな愛弟子たちといい関係が築けているのも、この名伯楽の人柄ゆえだろう、
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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