星アナを見守る局内の空気は……

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 ご懐妊が発表されたNHKのエース・桑子真帆アナ(39)の後を継いで「クローズアップ現代」の新キャスターに就任した星麻琴アナ(34)。晴れての大役就任と映らなくもないが、彼女を見守る局内の空気は誠に微妙だという。

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涙のワケは寂しさだけではない?

「本当にありがとうございました」

「ニュースウオッチ9」を卒業する7月2日の放送で、星アナはそう声を震わせると、目に涙を浮かべて一礼した……。

 ネット上でニュースにもなった彼女の涙の理由について、さるNHK関係者が言うには、

「星アナが『ウオッチ9』のメインキャスターを務めたのは2024年4月から。リポーター時代も含めると、計5年3カ月にわたり担当したことになります。それだけ思い入れのある番組を離れることへの寂しさはもちろんあったでしょう。でも、それだけではないはずです。むしろ“新たな職場となる『クロ現』の仕事に対する不安とプレッシャーが影響したのでは”とみる局員は少なくありません」

星アナを見守る局内の空気は……

彼女は号泣した

 星アナの入局は14年。岡山、札幌放送局を経て19年に東京アナウンス室に異動すると、まず「ウオッチ9」のフィールドリポーターを3年務めた。

「この間、桑子アナや和久田麻由子アナ(37)が休んだ際に代理キャスターを任されたこともありましたが、原稿読みは詰まることさえある平板な印象で、機転の利くタイプでもない。元TBSアナの三雲孝江さん(72)を母に持つものの、キャスターとして有望視されることはなく、今に至ります。そんな彼女がジャーナリズム色の強い『クロ現』で主体的にテーマに取り組んでやっていけるのか、と周囲も不安視しています」(前出のNHK関係者)

 振り返れば、「ウオッチ9」でのリポーター役の後、星アナは22年から「日曜討論」の司会へと移されるが、

「実は内示を受けた時、彼女は号泣したのです。政治家などを相手にインタビューや討論をする関係から、番組内での発言ミスは絶対に許されない。事前の勉強や気配りなど負担の大きい職場ですが、その割に注目度は低く、女子アナからは敬遠される仕事でした」(同)

「ウオッチ9」には胸中複雑?

 転機が訪れたのは2年後だ。同局アナウンス室関係者によれば、

「上層部が“かわいそうだから、そろそろいいんじゃないか”ということで、『ウオッチ9』にカムバックさせたのです。メインキャスターに星と広内仁アナ(52)、サブとして野口葵衣アナ(31)が付く2.5人体制でスタートしたのですが、やはり星はさしてパッとせず。一方でサポート役だった野口の評価がグングン高まり、星のポジションを脅かすようになりました」

 野口アナは、桑子や林田理沙アナ(36)などと同じく、人気アナの登竜門とされる「ブラタモリ」のアシスタント出身だが、

「フットワークの軽さに加え、社会問題への関心も高く、番組内で存在感を増していきました。星が卒業するとなった時も“抜けた穴は野口で十分埋められる”との判断から、改編後の『ウオッチ9』は野口と広内の2人体制となりました。星にしてみれば、胸中複雑な思いがあるはずです」(同)

抜てきは“鶴の一声”

 肝心の「エース桑子」の後任に星アナが選ばれた事情についてはこう明かす。

「井上樹彦会長(69)の“鶴の一声”で決まったといいます。桑子アナの産休を受け、星に新たな活躍の場を用意してあげようとの意図があったようです。とはいえ『ウオッチ9』のレポーター時代もキャスター時代も存在感を示せなかった星に、かつて国谷裕子キャスターのようなレジェンドが輩出した『クロ現』が務まるのか。星は栄転というより、むしろ剣が峰といったところだと見られているわけです」(前出のアナウンス室関係者)

「週刊新潮」2026年7月16日号 掲載