投資アドバイザーの鳥海翔氏が、YouTubeチャンネル「鳥海翔の騙されない金融学」にて「積立投資枠だけじゃない。成長投資枠を効率よく使う新NISA戦略を徹底解説します!」を公開した。動画では、永遠の課題である「一括投資と積立投資のどちらが有利か」について過去のデータをもとに検証し、商品ごとに投資手法を使い分ける戦略を提唱している。

鳥海氏はまず、一般的に「一括投資が有利」とされる理由について解説。「現実の経済は上がり下がりしながら右肩上がりになることが多い」ため、結果的に一括投資の勝率が高くなると語る。しかし、S&P500や全世界株式のような手堅いインデックスだけでなく、NASDAQ100やSOXといった尖った商品でも同じことが言えるのか、直近のデータを用いてシミュレーションを行った。

シミュレーションの結果、全体的な勝率はやはり一括投資が高いものの、鳥海氏は両者の「ブレ幅」に注目すべきだと指摘する。手堅いインデックスでは一括と積立の差は数パーセントにとどまるが、尖った商品ではタイミングによって10%以上の差が生じると説明。「尖れば尖るほど、一括なのか積立なのかを間違えるとまあまあ大きいダメージを負う」と語り、商品ごとに考え方を変える必要性を説いた。

具体的な新NISA戦略として、幅広く分散されたインデックスは一括投資、尖った投資先は積立投資に分ける手法を提示。つみたて投資枠で買えない商品があることへの対策として、あえて成長投資枠で積立投資を行い、つみたて投資枠のボーナス設定を利用して一括投資を行うという実践的なテクニックも紹介した。

最後に鳥海氏は「投資で成功するかどうかは、運任せの部分をいかに減らすことができるか」であると強調。単なる好みの問題ではなく、投資商品の特性に合わせて一括と積立を組み合わせることで、長期的に勝ち続けるための確率を高められると結論付けた。

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