当時21歳のスペイン代表のゴールを守ったカシージャス氏。(C)Getty Images

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 元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏は、24年が経った今も日韓ワールドカップに強い不快感を覚えているようだ。韓国メディア『Xports News』が、フランス紙『レキップ』での発言を伝えている。

 現在45歳のカシージャス氏は、2002年の日韓W杯当時21歳の若手だったが、正GKのサンティアゴ・カニサレスが負傷したため、レギュラーとして大舞台に臨んだ。しかし準々決勝で、0−0で突入したPK戦の末に開催国の韓国に敗北。夢半ばで大会を去り、悲願のW杯制覇は8年後の南アフリカ大会に持ち越しとなった。

 もっとも、韓国戦では疑惑の判定が散見された。スペインの得点が2度取り消されたのだ。特に延長前半、ホアキン・サンチェスがクロスを上げた際に、ゴールラインを割っていたという判定には、多くの怒りの声が寄せられた。
 
 カシージャス氏は「ワールドカップに関する最も古い記憶は何か」という質問に対し、日韓W杯での出来事を挙げた。

「僕はまだ21歳だったし、個人的にはかなり良い大会を戦った。ただ、韓国にPK戦の末に敗れたことが本当に残念だった。何よりも試合そのものを考えれば、あのような結果になってはならなかった。

 あのワールドカップはサッカー界全体にとてつもない衝撃を残した。私は、その大会が審判の操作や審判の選任過程、判定の裏で起きている様々な問題によって大きく揺さぶられたと考えている。イタリア対韓国のベスト16で不正が起きたほか、ポルトガルもグループリーグで韓国に0−1で敗れて敗退する過程で被害を受けた」

 世界的名守護神はさらに「私の考えでは、ヨーロッパ諸国を標的とした一種の陰謀が実際にあったと思う。人々が何と呼ぼうと構わないが、あのワールドカップによってFIFAのイメージが大きく損なわれたことは明らかだ」とも言い放った。

 ただ一方で、韓国サイドは淡々とした様子だ。『Xports News』は「当時の韓国は、ポーランド、ポルトガル、イタリア、スペインといったヨーロッパの強豪を次々と撃破し、ベスト4に進出する番狂わせを起こした。準決勝ではドイツに0−1で敗れたものの、健闘を見せた」と自国の実績にのみ触れ、記事を締め括っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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