【W杯】イングランド3大会連続8強!完全アウェーでベリンガム&ケーン計3発 40年前の悪夢払しょく
◇W杯北中米大会決勝トーナメント2回戦 イングランド 3―2 メキシコ(2026年7月5日 メキシコ市)
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会は5日(日本時間6日)、決勝トーナメント2回戦が行われ、イングランド(FIFAランキング4位)がメキシコ(同10位)を3―2で破り、3大会連続のベスト8入りを決めた。11日(同12日)の準々決勝ではノルウェーと対戦する。
悪天候のため開始が約1時間遅れた試合は、メキシコ優勢の展開が続いた。イングランドは前半36分、GKピックフォード(エバートン)がリスタートで速攻を仕掛け、FWサカ(アーセナル)からの右クロスをMFベリンガム(Rマドリード)がヘディングで叩き込んで先制。今大会4試合無失点だったメキシコのゴールをついに破ると、2分後の同38分には相手ボールを奪ってカウンター。ベリンガムがFWケーン(Bミュンヘン)からの折り返しを右足で合わせ、2―0とした。
しかし、1点を返されて折り返すと、後半9分には足裏を向けて相手を倒したDFクアンサー(レーバークーゼン)が一発退場処分。数的不利となったものの、直後の後半15分、FWゴードン(バルセロナ)が相手GKに倒されて得たPKをケーンが決めて3―1と突き放した。蹴る方向を読まれながらもゴール左隅へ叩き込んだ。後半24分にはケーンが与えたPKを決められたが、終盤のメキシコの猛攻に耐えて1点差で逃げ切った。
メキシコシティー競技場(アステカスタジアム)は因縁の場所だった。1986年大会の準々決勝で、アルゼンチンのマラドーナに「神の手ゴール」と「5人抜き」で2点を奪われ、1―2で敗れていた。40年ぶりに臨んだ“悪夢の地”で開催国を打ち破り、1966年イングランド大会以来60年ぶりの頂点へまた一歩近づいた。

