治安戦略アナリストの小比類巻文隆が、「【鹿児島・行方不明】田中嶺臣(5)君の捜索に変化が。消防は一旦打ち切り、警察は河口付近を重点に。元刑事が解説」と題した動画を公開した。鹿児島県霧島市の温泉施設で5歳の田中嶺臣くんが行方不明になっている事件について、現在の捜索状況や父親の証言について独自の視点で解説した。

事件発生から12日目が経過し、当初100人以上で行われていた捜索態勢は縮小。消防は捜索を打ち切り、警察も約20人態勢で河口付近を中心に捜索を継続している。小比類巻はGoogleマップを用いて現場である「かれい川の湯」から海へ通じる河口までの距離を示し、捜索範囲の広大さと難航する現状を指摘した。「今週いっぱいぐらいで、まさか捜索を打ち切るのではないか」と懸念を示している。

また、小比類巻は父親が目を離した「3分間」という証言に着目。入浴後に2歳の子供の着替えや自身の身支度を行うことを考慮すると、物理的に3分で完了させるのは難しいと指摘した。しかし、これは父親が嘘をついているわけではなく、「本当に短い時間だった」という体感時間を表現したのだろうと分析している。自身の刑事時代の経験からも、目撃者の体感時間と実際の記録にズレが生じることは珍しくないと補足した。

現場周辺は防犯カメラや目撃者が少なく、情報収集が難航している状況である。小比類巻は「どんな小さなことでも構わないので情報を提供してほしい」と視聴者に呼びかけた。捜索の縮小が懸念される中、一刻も早い発見が待たれる。

チャンネル情報

元警視庁刑事・国際捜査官。1993〜2023年警視庁。爆弾処理班配属後、警視庁中国語通訳を経て国際捜査官に。以降、国内外の銃器・薬物犯罪の情報収集、秘匿捜査に従事する。ほか殺人、強盗、誘拐事件などあらゆる捜査に参加。退官後、30年に及ぶ警察人生の知見を世の中へ貢献すべく治安戦略アナリストとして活動中。