YouTubeチャンネル「黒字社長の絶対つぶれない経営学」が、「貸借対照表の現預金はいくらが理想?キャッシュリッチ企業の秘密を大公開!」を公開した。動画では、市ノ澤翔氏が、現預金が枯渇する企業と潤沢な企業の違いや、貸借対照表(B/S)における理想的な現預金の目安について解説している。

市ノ澤氏はまず、現預金が枯渇する企業の特徴として、「借入依存」「負け犬根性」「行動できない」「急激な規模拡大」の4点を挙げる。特に、日々のお金が足りないからと借入に依存する状態や、赤字でも仕方がないという感覚を持つことは危険であると指摘。また、利益を出さずに売上規模だけを追求することは、かえって資金繰りを悪化させると警告した。

一方で、現預金が潤沢な企業の特徴として、「内部留保を貯めている」「適正資金調達ができている」「無駄遣いをしない」「高利益体質」の4点を提示する。市ノ澤氏は、節税と称して不要な経費を使うことを無駄遣いと一刀両断し、「ちゃんとお金を残すという行動・選択をしている」ことがキャッシュリッチ企業の本質だと強調した。さらに、売上高そのものではなく、利益率の高さが会社にお金を残すための鍵であるという説を展開している。

動画の終盤では、会社が持つべき現預金の目安について言及。最低限のラインとして「固定費の半年分」を挙げ、これが半年間入金がなくても会社を守れる基準だと説明する。さらに理想的な水準として「固定費の2年分」があれば、2年間収入ゼロでも耐えられる非常に強い状態であると明言した。

最後に市ノ澤氏は、現預金が十分に貯まった後はお金は「使うためにある」と述べた。将来の利益を生み出すための投資へとキャッシュを回し、「雪だるま式で増やしていく」ことが、さらなる企業の成長と安定に繋がると結論付けた。