北京で最も高いビルに小型機衝突か、SNSに映像投稿

北京(CNN)中国の首都北京で26日午後、市内で最も高いビルに小型機が衝突したとみられる事案が発生した。世界で最も厳重に警備された都市の一つで起きたこの事案に、衝撃が広がっている。
北京からソーシャルメディアに投稿された衝撃的な映像には、109階建てのCITICタワー(通称チャイナ・ズン)から落下する破片、飛行機の尾翼部分、そして窓ガラスが割れた状態の地上のタクシー1台が映っていた。
CNNの記者は、ビルから避難した人々が入り口付近の路上に集まる様子を目撃した。現場には消防車、パトカー、救急車が駆けつけた。
CNNは当局に問い合わせたが、公式な回答はまだ得ていない。北京市公安局の該当地区支局に電話をかけたところ、担当者は「状況を把握していない」と述べ、別の番号に問い合わせるよう指示したが、その番号にも応答はなかった。
CNNは北京市政府と、当該の機体の所有者にも連絡を取り、この件に関する情報提供を求めている。
オンライン上の画像で確認された登録番号から判断すると、機体は国内で製造された軽スポーツ機、サンワードSA60Lオーロラとみられる。所有する地元の一般航空会社はパイロット訓練や個人向けレクリエーション飛行、航空写真撮影などのサービスを提供している。
オンラインに投稿された航空機追跡サイト「フライトレーダー24」の未確認飛行データによると、北京の石仏寺空港を離陸した機体は、その後飛行経路を大きく逸脱していたようだ。
北京では5月1日以降、包括的な新規則の下、事実上ドローン(無人機)が禁止されている。広大な北京の管轄区域内で、市民が政府の許可なくドローンを購入、レンタル、飛行させることは認められていない。
そのため、ビルへの衝突以前に、この地域に航空機が飛来したこと自体に不安を覚えると、現場近くでCNNの取材に応じた住民の一人は語った。
