長髪や薄毛より「清潔感がない」と思われる…梅雨に増殖する「初対面で一発アウトな男性」のヘアスタイル

■湿気のせいで一気に「不潔な髪型」に
梅雨のシーズン。雨の日、街を歩いていると「もったいないな」と感じる男性がいます。きちっとした服装で、顔立ちも悪くない。年齢相応に身だしなみにも気を使っている。それなのに、なぜか清潔感がない男性がいるのです。
実はその原因、多くの場合は「髪型」にあります。その人の印象を左右するヘアスタイルは、特に梅雨の時期は要注意。湿気によって髪型が崩れやすくなるため、普段は気にならない髪型でも、一気に不潔な印象を与えてしまうことがあるからです。
私の見聞きしたケースでこんな残念な話があります。
■「朝と夕方で別人」になった男の後悔
彼女と付き合って初めてデートに行くという男性がいました。その日は6月で梅雨の真っ只中。あいにくの雨模様でしたが、彼はヒゲを綺麗に剃り、服装も事前に考えていたコーディネートで、最大級のおしゃれをして出かけました。
パーマがかったマッシュヘアも、しっかりワックスでセットしてきました。髪質は猫っ毛だけど、しっかりボリュームを出して前に流してセット完了です。
■悲劇…前髪に「バーコード」が出現
ところが、映画やショッピング、カフェ巡りと丸一日充実のデートを楽しんで、夕方に差し掛かると、次第に彼女の視線がチラチラと頭髪に向くようになったのです。
帰りの電車で、ふと窓に映る自分を見た彼は、びっくり! 朝しっかりセットしたはずのボリューミーなマッシュヘアが、今では前髪ペタンコで額に張り付き、ボリューム消滅で寂しい頭頂部に……。
なんなら前髪が横に流れてバーコードのように張り付き、額もテカテカになっています。
朝のスタイルをキメた自分とは、全くの別人になっていたのです!
しかし、もう時間を巻き戻すことはできません。彼女の記憶の最後に残る彼は、この頭がペシャンコな自分なのです。幸い、その髪型のせいで彼女にフラれることはなかったですが、その男性は、自分自身に対して本当にショックを受けていました。
このことがあってから彼は、湿気の多い梅雨の時期には「カチッとオールバックにセットして、崩れない髪型にする」と徹底するようになりました。もう二度と、電車の窓に映ったペシャンコ頭の自分にはなりたくない、と……。
■「なんだか汚らしい」と思われる残念な髪型
Aさんのようにならないように、梅雨にやってはいけない男性の髪型をおさらいしましょう。長髪? マッシュヘア? いいえ、本当に注意したいのは、「前髪がベトっと額に張り付いた髪型」です。

理由はシンプルに、梅雨の時期は湿気で前髪が崩れやすいからです。
本人は、朝しっかりセットしたつもりでも、Aさんのように
・前髪が額にベッチョリ張り付く
・束感が消える
・髪がうねる
・皮脂と混ざってベタついて見える
梅雨の時期はこのような状況になりやすく、その結果として「髪型が何だか汚らしい人」に見えてしまうのです。実際には洗髪していても、他人からは「お風呂入ってないのかな?」という印象を与えてしまうことも。
■最悪な「前髪ベッチョリ」を防ぐために
それでは、梅雨の髪型対策はどうすれば良いのか、見ていきましょう。
髪の毛が言うことが聞かなくなる梅雨の湿気は、男性の前髪を容赦なく襲います。
特に皮脂が出やすい人や汗をかきやすい人は、湿気のジメジメとした蒸し暑さとのダブルパンチに。髪がしなっとしてボリュームが激減してしまいます。くせ毛の人も、湿気でより癖が出てしまい、収集がつかなくなってしまいますね。
だからこそ、まずは前髪にこの3点を意識しましょう。
・前髪を上げる
・おでこを見せる
・サイドをすっきりさせる
梅雨のヘアセットでは、ドライヤーで前髪の根元を立ち上げてからセットすると崩れにくくなります。美容師さん曰く「セットの8割はドライヤー」です。そうすると、爽やかで清潔に、きちんとして見えるので好印象です。
それからもう一つ、大切なポイントは「ワックスだけで終わらせない」こと。普段はワックスだけで十分キマるかもしれませんが、梅雨の湿気対策としては「ワックスをしてから、ヘアスプレーで固定する」までがワンセットがおすすめです。

■前髪を上げてスッキリ見せるのが正解
では、梅雨にオススメの具体的な髪型について解説していきます。
湿気で残念になりがちな前髪をスッキリと固定しつつ、今風のおしゃれ感も取り入れた髪型は「アップバング」つまり前髪を上向きに立ち上げたヘアスタイル。これ一択です。
その中でも、アレンジ方法は大きく3つあります。自分に合ったアップバングを見つけていきましょう。
(1)オールバック風アップバング
ガチガチに固めないで少し毛流れを残しながら、おでこを出して、横をスッキリさせる髪型です。オールバックは「仕事ができそう」「自信がありそう」という印象を受けやすいので、ビジネスシーンにもオススメです。
(2)七三分けアップバング
七三に髪を分けながら、後ろへ流すスタイル。知的さや誠実なイメージがある七三分けは、婚活の場に向いています。
(3)ツーブロック型アップバング
30〜40代男性に人気のツーブロック。遊び心もありつつ、サイドが膨らみにくいので、梅雨との相性が非常に良いスタイルです。パーマがかかっていたり、くせ毛の人でも、髪がまとまりやすくなります。
普段は前髪の長い髪型や、マッシュヘアの人でもアレンジ次第でアップバングにできるので、髪の長さは変えずに梅雨の時期だけアップバングにアレンジするのも良いでしょう。
■梅雨時は湿気に勝てるヘアスタイルを
「どうしたって髪の毛は湿気に勝てない」これを肝に銘じましょう。
雨の日は髪がうねったりボリュームがなくなって、くせ毛も爆発してしまうもの。
だからこそ、特に梅雨の時期は湿気に襲われても崩れない髪型を選びましょう。ジメジメした気候だからこそ、すっきりとした髪型で爽やかに決めるのがベスト。
髪型ひとつで、周囲から「不潔そうに見える」「何だかだらしない」というイメージを抱かれたらもったいないですよね。清潔感は、恋愛でも仕事でも、男性にとって最大の武器になるので、抜かりなく意識していきましょう。
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田中 絵音(たなか・えのん)
一般社団法人日本合コン協会 会長
イベントプロデューサー。恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通。婚活、デート、合コン、マッチングアプリなど、最新の出会いビジネスに詳しい。識者としてのメディア出演は500本以上。著書に『こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)』ほか国内外で8冊。
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(一般社団法人日本合コン協会 会長 田中 絵音)
