モンテレイ現地紙トップに森保Jの練習場問題…久保建英のスペイン語「感謝」で過熱ムードは沈静化か
日本代表が北中米ワールドカップの事前キャンプを実施しているメキシコ・モンテレイの大衆紙『メトロ』ヌエボ・レオン地域版は現地時間5日の朝刊で、日本代表のキャンプ情報を自国メキシコ代表の親善試合に続くニュースとして大々的に扱っている。
現地で大きな注目を集めているのは、日本代表のキャンプ地問題だ。同紙の表紙裏面にはFW塩貝健人(ボルフスブルク)とDF鈴木淳之介(コペンハーゲン)がマッチアップする写真を掲載。添えられた見出しには「エル・バリアル(モンテレイのクラブ施設)なら彼らも気に入った」という文字が踊っている。
日本代表は2日夕にモンテレイに入り、3日夕からトレーニングを始める予定だったが、当初予定されていたティグレスのクラブ施設は悪天候のためピッチ状態が悪く、現地入り後に使用を見合わせることを決断。同日は急遽、午前練習に変えて地元の医大施設を使用したが、こちらもピッチが固くケガのリスクがあったため、4日夕の練習からは地元の名門モンテレイのクラブ施設に移っていた。
モンテレイのクラブ施設は今後チュニジア代表がベースキャンプ地として使用する予定となっているため、当初は事前キャンプ地としての使用が認められていなかった。しかし、日本代表の“ジプシー状態”を受け、急遽受け入れてもらった格好だ。
キャンプ地問題に関しては、地元のティグレスとモンテレイのライバル関係もあり、現地では日本以上に過熱した報道が続いている。そうした背景からメトロ紙は「エル・バリアル(モンテレイのクラブ施設)なら彼らも気に入った」という目線で伝えているようだ。
なお、スポーツ面ではメキシコ代表が親善試合でセルビアに5-1で快勝したというニュースに並び、MF久保建英(ソシエダ)の写真が大々的に掲載されている。久保は4日の練習後、メキシコメディアに対してスペイン語で練習場トラブルについて言及しており、そのコメントをほぼ全文掲載した上で「久保がラヤドスに感謝した」との見出しで報じている。
スペイン語がネイティブレベルで扱える久保はメキシコメディアにとっても貴重な存在だ。久保は練習場の変更トラブルについて「僕にとって迷惑とかじゃないけど、少しストレスは感じるものだったとは思う。W杯が迫っている中であのピッチは世界レベルには達していなかった。練習内容も少し変更せざるを得なかったんだ」との言葉を残しており、これは日本代表の現状を伝えるのに十分な情報となったようだ。
さらに久保はモンテレイのクラブ施設について「世界レベルの素晴らしい環境で(今日は)すごく良い練習ができた」とも太鼓判。練習場変更についても「仕方ないとも思う。たくさんのチームがここに来るけど、全てに割り当てられるピッチがあるわけではないからね。だからモンテレイとチュニジアの皆さんに貸していただけたことに感謝している」と感謝の気持ちを伝えており、この言葉が見出しの文言につながったようだ。
さらに久保はメキシコでの日本代表キャンプの受け入れについて「僕たちはすごく温かく迎えてもらった。警察のエスコートもそうだし、みんな僕たちを応援してくれて『僕たちと仲間だよ』と言ってくれる。僕は昔からメキシコという国のことも、人々も好きだった。メキシコ代表にも知り合いが何人かいるし、彼らもすばらしいW杯を戦ってくれれば嬉しい」ともリスペクトたっぷりに話した様子。こうした言葉の数々からはメキシコの人々への敬意が伝わったようで、練習場問題を取り巻く過熱ムードは徐々に幕引きとなりつつある。
(取材・文 竹内達也)
現地で大きな注目を集めているのは、日本代表のキャンプ地問題だ。同紙の表紙裏面にはFW塩貝健人(ボルフスブルク)とDF鈴木淳之介(コペンハーゲン)がマッチアップする写真を掲載。添えられた見出しには「エル・バリアル(モンテレイのクラブ施設)なら彼らも気に入った」という文字が踊っている。
現地紙で報じられた日本代表の練習場問題
日本代表は2日夕にモンテレイに入り、3日夕からトレーニングを始める予定だったが、当初予定されていたティグレスのクラブ施設は悪天候のためピッチ状態が悪く、現地入り後に使用を見合わせることを決断。同日は急遽、午前練習に変えて地元の医大施設を使用したが、こちらもピッチが固くケガのリスクがあったため、4日夕の練習からは地元の名門モンテレイのクラブ施設に移っていた。
モンテレイのクラブ施設は今後チュニジア代表がベースキャンプ地として使用する予定となっているため、当初は事前キャンプ地としての使用が認められていなかった。しかし、日本代表の“ジプシー状態”を受け、急遽受け入れてもらった格好だ。
キャンプ地問題に関しては、地元のティグレスとモンテレイのライバル関係もあり、現地では日本以上に過熱した報道が続いている。そうした背景からメトロ紙は「エル・バリアル(モンテレイのクラブ施設)なら彼らも気に入った」という目線で伝えているようだ。
なお、スポーツ面ではメキシコ代表が親善試合でセルビアに5-1で快勝したというニュースに並び、MF久保建英(ソシエダ)の写真が大々的に掲載されている。久保は4日の練習後、メキシコメディアに対してスペイン語で練習場トラブルについて言及しており、そのコメントをほぼ全文掲載した上で「久保がラヤドスに感謝した」との見出しで報じている。
スペイン語がネイティブレベルで扱える久保はメキシコメディアにとっても貴重な存在だ。久保は練習場の変更トラブルについて「僕にとって迷惑とかじゃないけど、少しストレスは感じるものだったとは思う。W杯が迫っている中であのピッチは世界レベルには達していなかった。練習内容も少し変更せざるを得なかったんだ」との言葉を残しており、これは日本代表の現状を伝えるのに十分な情報となったようだ。
さらに久保はモンテレイのクラブ施設について「世界レベルの素晴らしい環境で(今日は)すごく良い練習ができた」とも太鼓判。練習場変更についても「仕方ないとも思う。たくさんのチームがここに来るけど、全てに割り当てられるピッチがあるわけではないからね。だからモンテレイとチュニジアの皆さんに貸していただけたことに感謝している」と感謝の気持ちを伝えており、この言葉が見出しの文言につながったようだ。
さらに久保はメキシコでの日本代表キャンプの受け入れについて「僕たちはすごく温かく迎えてもらった。警察のエスコートもそうだし、みんな僕たちを応援してくれて『僕たちと仲間だよ』と言ってくれる。僕は昔からメキシコという国のことも、人々も好きだった。メキシコ代表にも知り合いが何人かいるし、彼らもすばらしいW杯を戦ってくれれば嬉しい」ともリスペクトたっぷりに話した様子。こうした言葉の数々からはメキシコの人々への敬意が伝わったようで、練習場問題を取り巻く過熱ムードは徐々に幕引きとなりつつある。
(取材・文 竹内達也)
