ホリエモン、演歌で参戦、武道館アイドルフェスが空席で波紋 クロちゃんは「夢の舞台の価値を下げないで」
実業家の堀江貴文氏が2月26日、自身の公式X(旧Twitter)を更新。同月24日に東京・日本武道館で開催されたアイドルフェス「天下一武道館」への波紋について言及した。
同フェスは、YouTube「令和の虎」で神田みつき氏が「毎年、武道館で日本最大のアイドルフェスを開催したい」と掲げ、5000万円を獲得したことがきっかけで開催へと導いた。アニソンバーなどを展開する会社の代表を務める神田氏は、自身も地下アイドルやプロデューサーとして活動。その構想が実現し、地下アイドル15組が同フェスに出演した。
堀江氏は実業家・林尚弘氏、実業家・山本康二氏らと“演歌歌手”として出演。新曲「シャンパンコールの歌(ゾス飲み)」などを披露していたが、会場は空席が目立った模様。“ガラガラ”の武道館でパフォーマンスを披露する堀江氏らに対して、SNS上では「あんな空席のフェスは見たこともない。一生懸命盛り上げるホリエモンが残念過ぎた」「歴史ある場所で安易にやるべきではなかった。お金を払えば開催はできるけど結果は、完全なる失敗」「虎たちが出てしまったことにより、お金持ちの宴会に見えてしまった」といった失笑の声が目立った。
さらには、ライブ当日の深夜、安田大サーカスのクロちゃんが自身のXで「夢の舞台の価値を下げないでほしい」と苦言を呈し、話題に。名指しこそ避けているものの、今回のフェスを示唆しているといわれ、X上でも賛同の声が広まった。
すると、同フェスに出演し、クロちゃんが毎年主催するアイドルイベント「クロフェス」の常連でもある「新世界ギルドール」のプロデューサー・桜井みゆが、自身のXに「これを言ったら、今後でられないかもしれないけどメンバーのために言わせてください」と投稿。
つづけて、「武道館は私たちにとって憧れの場所。価値が下がったというポストはとても悲しかった」と反応したのだ。さらに桜井は神田氏のチャレンジを擁護しつつ、「武道館が特別だというのならほかの武道館のもっとガラガラな音楽イベントや物販イベントはなにが違うんでしょうか?」と感情をあらわにした。
これに、「新世界ギルドール」のメンバー・桜倉蛍も自身のXで、「新世界ギルドールは武道館の夢を汚したとクロちゃんに言われてしまいました」と不満を口にし、「来てくれた人はみんな、楽しかったね、凄かったね、感動したよなど沢山褒めてくれました」(原文ママ)と反論。
また、一部ユーザーは堀江氏が過去のYouTube動画で「俺が出るから客が来る」と発言していた件を切り取ると、これに堀江氏が「馬鹿が文脈読めなさすぎて泣けてくる」と反論。発言の意図については、自身がプロデュースする公演についてだと強調した。
その上で、「俺がプロデューサーならあんなことにはしない。広告費かけても有名人きても客は呼べない。地道なチケットセールス、動員が鍵となる」と物申し、「出演するなら集客に力を入れるべき」といった声には「それは私の仕事ではないでしょ。そもそも私は林さんに連れてこられただけ」と説明した。
かつて、ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿が、「デビューする前に聴いてた大好きなミュージシャンのライブ音源は全部ここで撮っていた。だから特別な思い入れがある。富士山の頂上みたい」と8年ぶりに立った武道館への思いを吐露し、「ヤッホー!」と絶叫。武道館公演は自らの手でつかむ“頂”だという象徴的な名言を残している。
「地下アイドル」ブームが沸騰する昨今、日本の文化として世界に広がりつつある。アイドルが身近になりビジネスとしても着眼されるが、アーティストとしての信念はカネに左右されてほしくはないものだ。
