佐賀新聞社長・中尾清一郎氏が語るルッキズム論「表面的な禁止は問題を潜在化させるだけ」
脳科学者の茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネル「茂木健一郎の脳の教養チャンネル」で「佐賀新聞社長、#中尾清一郎 さんに聞く、「ビジュがいい」といった現代のルッキズムの問題と道理。」と題した動画を公開。佐賀新聞社代表取締役社長の中尾清一郎氏をゲストに迎え、現代社会における「ルッキズム(外見至上主義)」について議論を交わした。
対談は、茂木氏が若者の間で使われる「ビジュ(ビジュアル)がいい」という言葉をきっかけに、ルッキズムについて中尾氏に意見を求める形で始まった。中尾氏は「『人は見た目が9割』ということを全否定できる人がいますか?」と問いかけ、「見た目が優れているっていうのは、スポーツが得意とか、成績が良いっていうのと何ら変わらないんじゃないか」と持論を展開した。
さらに中尾氏は、ルッキズムを「いけません」と表面上で禁止することは、セクハラやパワハラのように表向きは影を潜めるものの、「必ずその人の潜在意識の中とか、匿名の世界の中では消えてなくならない。むしろ潜在化してしまう」と指摘。その上で「綺麗な人やハンサムな男の人を見て『いいな』と思うのは自然なこと」との考えを示した。
議論は、ルックスが良いことで女性が同性から厳しい視線を向けられる問題にも発展。中尾氏は、これを「妬みに近い」と分析しつつ、そうした現象が起こること自体が「圧倒的な男性優位社会が終わって次の段階」に進んだ証拠であるとの見解を述べた。また、ルックスの良いお笑い芸人や政治家が、実力以上に「人の10倍くらい面白くないと相手にされない」「10倍くらいやんないと」といったハンデを負う側面も議論された。
中尾氏は、ルッキズムを単純な善悪で断じるのではなく、社会の変化と共にその現れ方が変わってきたと分析。見た目の良さも一つの能力として捉え、それがもたらす影響を多角的に論じることで、ルッキズムという複雑な問題に新たな視点を提供した。
対談は、茂木氏が若者の間で使われる「ビジュ(ビジュアル)がいい」という言葉をきっかけに、ルッキズムについて中尾氏に意見を求める形で始まった。中尾氏は「『人は見た目が9割』ということを全否定できる人がいますか?」と問いかけ、「見た目が優れているっていうのは、スポーツが得意とか、成績が良いっていうのと何ら変わらないんじゃないか」と持論を展開した。
さらに中尾氏は、ルッキズムを「いけません」と表面上で禁止することは、セクハラやパワハラのように表向きは影を潜めるものの、「必ずその人の潜在意識の中とか、匿名の世界の中では消えてなくならない。むしろ潜在化してしまう」と指摘。その上で「綺麗な人やハンサムな男の人を見て『いいな』と思うのは自然なこと」との考えを示した。
議論は、ルックスが良いことで女性が同性から厳しい視線を向けられる問題にも発展。中尾氏は、これを「妬みに近い」と分析しつつ、そうした現象が起こること自体が「圧倒的な男性優位社会が終わって次の段階」に進んだ証拠であるとの見解を述べた。また、ルックスの良いお笑い芸人や政治家が、実力以上に「人の10倍くらい面白くないと相手にされない」「10倍くらいやんないと」といったハンデを負う側面も議論された。
中尾氏は、ルッキズムを単純な善悪で断じるのではなく、社会の変化と共にその現れ方が変わってきたと分析。見た目の良さも一つの能力として捉え、それがもたらす影響を多角的に論じることで、ルッキズムという複雑な問題に新たな視点を提供した。
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