脳科学者の茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネル「茂木健一郎の脳の教養チャンネル」で「ノーベル平和賞をあきらめた、アメリカ大統領、ドナルドトランプ、最強です!!」と題した動画を公開。ドナルド・トランプ米大統領のモノマネを交えながら、ノーベル平和賞を逃した同氏の心理状態と、その後の行動原理について独自の分析を展開した。

動画の冒頭で茂木氏がなりきったトランプ氏が「8つの戦争を止めたにもかかわらず、ノーベル平和賞をもらえなかった」という不満を抱いていると熱弁。その結果、「もう平和賞はいらないから、米国の利益を追求します」と宣言し、「ノーベル賞よりもグリーンランドをいただきます」という過激な行動に出る心理を解説した。なりきりトランプ氏はこの一連の精神状態を「不良中学生みたいになってます」と表現。「大人たち(世界)は私のことをわかってくれない」という反発心が、予測不能な行動の原動力になっていると告白した。

さらになりきりトランプ氏は、ノーベル賞の選考プロセスについて、自国での政治手法と同様に「ノルウェーの政府に圧力をかければ、自分が受賞できる」と考えていると強調。これは、FRB(米連邦準備制度理事会)など国内の組織に圧力をかけてきた自身の経験に基づく「世界観」であり、国際的な評価基準にも同じ論理が通用すると信じていると告白した。このような「やけくそ」状態のトランプ氏を、周囲が「神輿に担いで」利用し、事態がさらにエスカレートしていくのだろう。

最後になりきりトランプ氏は、「ノーベル平和賞を諦めたドナルド・トランプ、これからが最強です」と述べ、「ここからがスーパー・ドナルド・トランプ爆誕」であるとユーモラスに結論づけた。複雑化する国際情勢のキーマンを、コメディという視点から読み解くことで、その本質に迫る見解を示している。

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