断捨離の成功法則！収納グッズ購入の落とし穴とは？

「片付けよう！」と思い立ったとき、多くの人がまず最初にやりがちなのが 「収納グッズを買う」 こと。しかし、これこそが断捨離を妨げる最大の落とし穴です。

有名なミニマリスト・二見氏も、「収納グッズを使うのは絶対NG！」と強調しています。一見、収納用品を使うことで整理整頓が進むように思えますが、実は逆効果。物を詰め込むことで、本来不要な物が見えなくなり、結果的に断捨離が進まなくなってしまうのです。

収納グッズが断捨離を邪魔する理由
収納グッズが断捨離を妨げる主な理由は以下の3つ。

① 収納グッズが「捨てられない理由」になる
「せっかく買ったんだから使わなきゃ…」
こんな気持ちになり、不要な物まで詰め込んでしまう 人が多いです。本来なら処分すべき物が、収納ケースに収まることで「とりあえずキープ」の対象になってしまうのです。

② 収納すると「片付いた」と錯覚する
収納ボックスやケースを使うと、見た目はスッキリします。しかし、実際には物の量は減っていない ため、断捨離とはほど遠い状態になりがち。
「片付いた！」という満足感で、必要・不要の判断が曖昧になってしまいます。

③ 物を減らすタイミングを逃す
収納グッズを使うと、「とりあえず取っておく」思考 になりがち。これでは本当の意味での断捨離が進みません。大切なのは、「収納」ではなく「手放す」ことです。

断捨離の近道は「物の認識」
二見氏は「断捨離の最短ルートは 『物の認識』 です」と語っています。

これは 「物を広げて眺めるだけではなく、実際に手に取って確認する」 ことを意味します。

衣類の断捨離を例にすると…
① クローゼットにかけたままだと「まだ使うかも」と思ってしまう
② 一度すべて取り出し、1着ずつ手に取って確認 する
③ 「最後に着たのはいつ？」「なくても困らない？」と自問する

こうすることで、本当に必要な物だけを選びやすくなります。

断捨離を成功させるポイント
1. 収納グッズを買わない
片付ける前に収納グッズを買うと、物を増やす原因になります。
まずは 「物の総量を減らす」 ことを意識しましょう。

2. 「持っている物の量」を把握する
収納の中に隠れている物も 全部出して、一つひとつチェック してみましょう。
「意外と同じ物を何個も持っていた…」なんて気づくことも。

3. 捨てる基準を明確にする
「捨てるのが苦手…」という人は、次の基準で判断してみてください。

① 最後に使ったのはいつ？ → 1年以上使っていなければ不要
② これがなくても困らない？ → 迷う時点で使わない可能性大
③ 似たような物を持っていない？ → 重複しているなら1つでOK

まとめ
断捨離を成功させるためには、まず 「収納グッズを買わない」 こと。
そして 「実際に物を手に取って確認する」 ことが重要です。

収納ケースに頼るのではなく、必要な物だけを厳選する習慣 を身につけることが、スッキリした暮らしへの第一歩！
ぜひ、今日から実践してみてくださいね。