【第2回】京商ミニッツで遊べ! 「ザウバーでサーキット走行!」【ラジコンマガジン誌より】

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ラジコンマガジン誌で過去に掲載していた京商製ミニサイズラジコンカー「ミニッツレーサー」の連載記事を、こちらで再掲載。カメラマンの小見氏が体当たりでミニッツを楽しんでいる様子をお届けします。

第2回「自分のレベルで予備ボディは必須!」

前回入手した完成品のミニッツザウバーC9を家の中で走らせて喜んでいましたが、どうにも狭くて…。伸び伸びと走らせてみたいと思っていると、地元の近くにZEN RCサーキット(千葉県柏市)があるではありませんか。そこで、「平日の昼間なら利用客も少ないだろう」と予想して、コソコソと走らせに行ってみました。

そしてここで、恐ろしいことが起きてしまいます。マシンが自分に向かってくる時にハンドルを逆に切ってしまい、何度もコース脇に突っ込んでしまうのです。一日ひたすら練習に明け暮れましたが、奇麗だった完成ボディは思った以上にボロボロに。後日、予備としてホワイトボディを調達しました。

プラモデル感覚で、好きな色に自分で塗装できるのがホワイトボディのいいところ。「やっぱり、シルバーアローでしょ!」と、ザウバーC9後年型のシルバーに塗装しようと即決。まずはシャシー取り付け部分のパーツをプラモデル用セメダインで接着したものの、いざシャシーに付けようとしたら、“あっさりポロッ”。どうにも強度不足のようです。ここは簡単に取れちゃ困るので、エポキシ接着剤をたっぷり塗布してクリップで挟み、しっかり固定。今度はガッチリとくっつきました。

ウイング下側もシルバーで塗装し、後からウイング上側をブラックに。このボディは練習用で相当ぶつけるでしょうから、テスト車っぽい雰囲気の“デカールなし”で完成としました。さあ、練習しよう!

試走ではやはりの洗礼が!



●ZEN RCサーキットに足を運び、2階のカーペットコースで試走。調子づいて走らせているとコース脇に突っ込み続け、ライトカバーが取れる羽目に


●手に入れた練習用ホワイトボディ。シャシー固定部分の接着はエポキシ接着剤を充分に塗り込み、撮影スタジオ用のクリップで挟んで、一晩寝かせて養生。これで大丈夫だ!


●宅急便の段ボール箱の大きさが塗装ブースに良さそうと思いつき、臨時の塗装ブースとして活用。シルバーを薄めに重ね塗り

〈文と写真=小見哲彦〉