50代が年内に捨てるべきもの3つ。「まだ使える」の執着が逆効果になることも
まだ使えるものは捨てずに活用する人が多い昨今。ものをムダにしない姿勢はいいことですが、なかにはそれでも捨てた方がいいものもあります。不要なものは処分してすっきり、新鮮な気持ちで新年を迎えませんか? ライフオーガナイザーの下村志保美さんが教えてくれました。
まだ間に合う!50代が手放した方がいいもの
もったいない、まだ使えるし…と「まだ使えるもの」はなかなか手放しにくいものです。
今日は気持ちよく2023年を迎えるために今すぐ手放した方がいいものを3つお伝えします。
●1:古い下着
交換時期の難しいもののひとつがブラジャーやショーツ、靴下などの下着類。
明らかに破れたりひどく汚れたりすれば捨てることも考えるでしょうが、ちょっと毛玉が、ちょっとほつれが…程度だと「まだ使えるし」となかなか捨てられませんよね。
人に見せるものでもないから「まあいいか」となりがちですが、だからこそ新しい年は新しい下着で迎える、などのルールを決めた方ほうがいいのです。
1年に1度取り替えれば、不意の事故などで緊急入院、というときにも恥をかきません。劣化がわかりにくいものだからこそタイミングを決める! 新年はそのタイミングにぴったりです。
●2:古いコスメ
これもまた、明らかに変色していたり嫌な臭いがしたりしていればりしていれば別ですが、そうでなければ捨てどきがわからない。
よく言われるのは肌荒れの元になるから古いコスメは使わない方がいいということですが、肌が丈夫だとそれも感じないかもしれません。
デパートコスメなど高価なもの、パッケージがかわいいものは尚更です。
だけどあえて手放した方がいいと思う理由は、今使っていないものをこの先使う可能性が低いから。どんどんどんどん古くて使わないコスメが溜まってしまうことになりますから、数年使っていない、今使っていないものは気持ちよく手放しましょう。
またアイシャドウや口紅などは流行に左右されるもの。古い色は顔も古く見せてしまう…と聞いてから、メイクに自信がない私はプチプラで今の自分に似合うもの、新しいものを使うようにしています。
●3:古いバッグ、古い靴
合皮であっても本革であっても、バッグや靴は必ず経年劣化があります。とくに合皮の場合、古いものはボロボロと表面がはがれてきて、それが洋服などについて洋服までもダメにしてしまうリスクも。
まるで自分の足跡かのようにボロボロとはがれたクズが落ちていく…外出先でそうなったとしたら考えただけでも恥ずかしいですよね。
私の友人は、お通夜の席で10年以上前に買ってほとんど履いてなかった黒のヒールのかかとがポキッと折れて大恥をかいたという経験があるそうです。悲惨です。
パッと見た目が大丈夫そうでも、それを持って出かけたときに大恥をかかないためにも、1年使っていないものは試しに少し使ってみて、不要なものは潔く処分!
●2023年をどう迎えたいか、どんな人になりたいかが手放す基準に
下着もコスメも靴もバッグも「使える、使えない」で判断するとほとんどが手放すことができません。
そこでちょっと想像してみてください。
すてきな人、おしゃれな人、運気がアップしている人というのは、
・ヨレヨレの毛玉だらけの下着を着ている
・10年前のアイシャドウを使っている
・ボロボロのバッグにいつ壊れるかわからない靴を履いている
ではないですよね?
・清潔感のある下着をつけて
・流行の最先端…とまではいかないけれど今の時代に合ったメイクをして
・高級でなくてもいいから今の自分の好みのバッグや靴が似合う
私は、そんな自分でいたいし、もっとそうなりたいと思います。
2023年をもっとすてきに過ごしたいのであれば、「使える」だけで持っているものを手放すことから始めてみませんか?