【日本代表レポート】日本選手が狙うサウジアラビア攻略法
一方で3位オーストラリアも勝点14と肉薄しており、もしこの試合に負けるようなことになれば、オマーンvsオーストラリアの試合結果によっては自動出場圏の2位から転落してしまう。3位になるとグループAの3位(現在はUAE)と戦い、そこで勝利を収めた後に南米5位(現在はウルグアイ)とも戦わなければならない。
中国戦の後、森保一監督はさっそく警戒感を口にしていた。
「サウジアラビア戦は中国戦と全く違う試合になる。インテンシティ、テンションが別次元の高いレベルで戦うことになる」
そのサウジアラビアを日本選手はどう見ているか。
浅野拓磨はアウェイ戦と「今回はまったく違った試合になる」と言う。その理由はアウェイ戦で感じた「環境の厳しさ」で、「暑さ。気温と湿度は自分たちが普段やっている環境とは真逆」「準備期間よりもさらに試合ではきつく感じた。それがあの試合の難しさだった」と振り返る。
そして「相手のサイドハーフがガンガン前に出てくる。その空いたスペースをサイドや前線の選手が突けばチャンスになる」と攻略策を考えていると明かした。
南野拓実は攻略のカギをプレスだと考えている。
「サウジアラビアはビルドアップからしっかりしているので、プレッシングの行き方が重要になる。ショートカウンターをかけられるようになれば、自分たちが前回よりいいプレーが出来る」
日本にとっていいデータは、サウジアラビアの得点力はアウェイ戦で高くないということだ。最終予選ではここまで3試合を戦い、オマーンとベトナムでは1-0と最少得点、オーストラリアとは無得点で引き分けた。また、今回は日本の温度の低さがサウジアラビアを苦しめるはずだ。
今回の予選の中で初めて2試合連続ホームを戦う日本にとって、好材料は揃っている。あとは勝利という結果を出すだけになってきた。
【文:森雅史/日本蹴球合同会社】
