週刊女性PRIMEで『高須クリニック高須克弥先生の連載がスタート。連載に先駆けて、美容外科ならではの視点であのジャニーズの人気グループを斬ってもらいました! 今回のターゲットはKis-My-Ft2
――Kis-My-Ft2はジャニーズには珍しくイケメン担当とブサイク担当(舞祭組)に分かれているグループなんです。そこで高須先生に、顔の造形だけでイケメン担当と舞祭組を判別していただければと思います。
高須「センスが古くなっちゃったみたいで、僕の年代がカッコイイと思っても若い子にはダサくて、若い子のカッコイイのセンスがピンとこないんだよ。でも昔からエンターテイメントの世界はボケとツッコミ、イイ男と引き立て役という組み合わせが普通だから、本来の姿に戻ってきているんじゃないの?」
――ちなみにジャニーズで顔と名前が一致するのはどの辺りですか?
高須「SMAPはデビュー間もない頃に会ったことはあるけど、それ以降は分からないな。SMAPも何となくしかわからないしね」
――ではフラットな視点で選べますね。(ここでKis-My-Ft2の写真を見せる)このグループは、イケメン担当3人、舞祭組4人で構成されています。
高須「ほとんど同じレベルじゃん。たまたま分けただけじゃないの?」
――(苦笑)難しいかもしれませんが、先生がイケメン担当を選ぶなら?
高須「コレ(玉森裕太)とコレ(藤ヶ谷太輔)はいいんじゃない? 鼻が小さければ、だいたい整った顔になるのよ。日本人って団子鼻が多いから」
――なるほど。ちなみにもう1人、イケメン担当は誰だと思いますか?
高須「う〜ん、この子(二階堂高嗣)かこの子(千賀健永)かな? ほとんど一緒だけどね。黒目を2mmぐらい広げたら、同じ顔になるよ。この子(宮田俊哉)は団子鼻だし、ダイアナ妃の男版みたいな顔をしている。だから上から選ぶなら、コレ(藤ヶ谷太輔)、コレ(玉森裕太)、コレ(二階堂高嗣)の順じゃない? ……いや、この子(二階堂高嗣)は決してカッコ良くはないけど。そこら辺にいそうじゃん(笑)。でもこういうグループっていうのは、踊りやキャラクターとかも含めてカッコイイんだろうから、顔だけで人気はわかんないよね」
――藤ヶ谷クンと玉森クンは正解です。もう1人はこの人(北山宏光)です。
高須「え〜この子は話にならないよ。鼻がデカくてアゴがないもの。胴長短足みたいなもんだよ。なんで、この子がイケメン担当かわかんないな。てっきり、この子(北山宏光)とこの子(横尾渉)、この子(宮田俊哉)が舞祭組だと思ったよ」
――ちなみに舞祭組だと思った理由は?
高須「この人(横尾渉)は出っ歯だし、鼻が大きいしアゴ小さいし、目も小さいじゃない。この人(宮田俊哉)はさっきもいったけど団子鼻だしね。このグループは1〜2人だけ残って、すぐ消えちゃう気がするな。そういえば、忍者とかはどうなったの?」
――忍者はとっくに解散していますよ、20年ぐらい前に(笑)。
高須「すぐ消えそうだと思ったけど、やっぱり消えたね。このグループも同じ匂いがするから消えるんじゃない?」
――でもKis-My-Ft2は、嵐の次ぐらいにジャニーズ内では勢いがあるんですよ。
高須「じゃあプロモーションがスゴいのかな」
――戦略ですか(笑)。じゃあ結論から言うと、ルックス的には7人とも大差はない?
高須「イケメンと舞祭組に分かれているのは事務所の方針でしょ(キッパリ)。2人イケメンっぽいのがいて、あと個性的なメンバーがいてっていう。この子(北山宏光)なんて、こないだ殺されちゃった(川粼中1事件の)上村(遼太)君に似ているじゃない」
――言われてみれば、系統は一緒かもしれないですね。
高須「ソックリじゃない。島から出てきた素朴な感じで。あの子もみんなから愛されていたでしょ。こういう素朴で愛嬌のある顔は好かれるんだよ。今はイケメンだからといって人気が出る訳じゃないしね。男女共。女神のように美しかったら、みんな寄ってこないもの。完璧にしすぎちゃうと、応援している側も“手が届かない”と思っちゃうからね。隙を見せて、親近感を沸かせるほうが人気は出るよね。昔のスターは手が届かない存在だったけど、今は違うから。自分たちが盛り上げないとダメだって思わせるほうが人気は出る。ホストクラブと一緒だよ」