投資アドバイザーの鳥海翔氏が、YouTubeチャンネル「鳥海翔の騙されない金融学」にて「下落中でも慌てて売る必要はない。50代60代がNASDAQ100を安全に持つための資金ルールを徹底解説します!」と題した動画を公開した。動画では、NASDAQ100運用時に直面する「シーケンスリスク」の恐ろしさと、それを回避して安全に資産を増やすためのルールが解説されている。

NASDAQ100は過去20年で18倍という驚異的なリターンを叩き出したが、下落スピードも速い。そのため、「50代60代が今から投資するのは危険」と言われがちだ。鳥海氏は、特に注意すべきは資産を「取り崩しの時だけ生じる」シーケンスリスクだと指摘する。

動画では3,000万円を投資し、毎月15万円を取り崩すシミュレーションを提示。ITバブル崩壊時の2000年1月に開始した場合はわずか3年6ヶ月で資金がゼロになったのに対し、2002年に開始した場合は2025年までに総額約9,700万円もの資産を生み出した。開始時期が1、2年違うだけで「とんでもない違いが出てくる」と、取り崩しタイミングの重要性を強調した。

さらに鳥海氏は、AI市場の未来についても言及。孫正義氏が「AI市場は今の18倍になる」と予測している点や、ヒト型ロボットや自動運転タクシーが普及する未来を挙げ、市場の成長は止まらないと断言する。NASDAQ100は「調理道具にもなるし、凶器にもなる」として、正しい知識を持つことの意義を説いた。

リスクをコントロールするための結論として、鳥海氏が提示したのが「10年以内に使わないお金を投資する」という極めてシンプルなルールである。過去のデータ上、10年間の長期運用を前提とすれば、仮に暴落を経験しても資産が増える可能性は高い。目先の株価の上下に一喜一憂せず、長期的な視点を持って運用を続けることが、50代60代の資産形成を成功に導く鍵となる。

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