インテル時代に友人だったのではないだろうか? マルコ・マテラッツィは2週間前、インテルやラファエル・ベニテス監督、“いつものように”ジネディーヌ・ジダン、そしてパリ・サンジェルマン(PSG)のFWズラタン・イブラヒモビッチに苦言を呈した。そう、イブラヒモビッチだ。彼は、インテル時代にマテラッツィの友人ではなかったのだろうか?

自分のことを考えすぎで、チームメートたちを罵倒するとマテラッツィから批判されたイブラヒモビッチ。パリからは同選手の反論が届いた。イブラヒモビッチは「マテラッツィはジダンに感謝すべきだ。彼のおかげで有名になれたんだからね。ワールドカップ(W杯)に優勝したからじゃないさ」と語った。

フランスのラジオ『Europe 1』のインタビューで、イブラヒモビッチはこのようにも続けている。

「2006年W杯決勝のイタリア対フランス戦での(ジダンの)頭突き? あり得ることさ。オレだって、ピッチではバカげたミスをたくさんしてきた。ジダンのことは世界中が知っている。現役時代の彼は世界最高の選手だった。彼を止めるには、彼にサッカーをさせるのではなく、挑発する必要があったのさ。彼は挑発されたんだと確信している。一瞬、我を見失って、(頭突きを)してしまったのさ」