巨人が今オフにも菅野智之を“買戻し”へ…完全復活の元エースを待つメジャーとの争奪戦
ロッキーズに残留が決まった菅野智之(36)は今オフ、忙しくなりそうだ。日本時間4日の期限内に、噂されたトレードは不成立。オフにFAとなることもあり、移籍の可能性がささやかれていた。
ロッキーズはナ・リーグ西地区で首位のドジャースに20ゲーム以上の差をつけられ、最下位に沈んでいる。菅野はそんな弱小球団で20試合に先発し、チームトップとなる11勝(5敗)、防御率4.51。11勝目を挙げた1日のロイヤルズ戦で、6回3分の2を1失点と好投し、降板する際には、本拠地のファンからスタンディングオベーションが送られたほどだ。
ロッキーズファンは「スガノはトレードされる必要があった。彼は10月にFAで去ってしまう。その前に交代要員として有望株を獲得しておかないといけなかったのに……」と嘆くのだが、そんな菅野に今オフ、日本からオファーを出すとみられるのが、古巣の巨人である。
さる巨人OBがこう言った。
「5月に辞任した阿部前監督の要望で、昨オフの段階で『最後は巨人に戻って来て』とオファーを出していた。昨季はエース戸郷の不振などがあって投手陣の台所事情は火の車。菅野は結局、2月にロッキーズからのオファーを選んだものの、長年エースを張った功労者でもあり、『将来的な幹部候補生でもあるし、巨人に復帰して引退して欲しい』というのは、球団の総意でもあります」
5日現在、巨人のチーム防御率2.87は12球団トップ。とはいえ、5日の試合前まで規定投球回に到達した投手はゼロだった。
「この日の広島戦で初の2ケタ勝利となる10勝(5敗)目を挙げた井上の他は、新人の竹丸が7勝(8敗)と踏ん張ってはいるが、戸郷(4勝1敗)や山崎(1勝)といったエース格がピリッとしない。軸のない投手陣はやっぱり不安。メジャーでの2年間で完全復活した感のある菅野を復帰させたいと考えるのは自然の流れです」(同)
菅野はロッキーズとは1年契約で年俸510万ドル(約7億8000万円)。総額は約8億1800万円ほどだ。このペースで勝ち星を重ねれば、いくら高齢でも、FA権を持つ菅野にオファーを出すメジャー球団はありそうだが、巨人は元エースを引き戻せるか──。
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ところで、菅野はなぜこれほど好投しているにもかかわらず、トレードが不成立となったのか。●関連記事 【もっと読む】菅野智之トレード不成立の裏に致命的な“前科” では、それらについて詳しく報じている。
