<誰もが迷うお小遣い制度>必要になるたびにお金を渡す申告制?毎月の定額制?子どもの気持ちは

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子どもへのお小遣いをどうするか、悩んだことがあるママもいるのではないでしょうか。毎月決まった額を渡す家庭もあれば、必要なときだけ渡す家庭もあります。どちらが正解というわけではないからこそ、「うちはこれでいいのかな」と迷ってしまうこともあるのでしょう。

『おやつやジュースは、一緒にスーパーに行ったときにほしいものを1週間分選んでもらう。友だちと遊びに行くときは、親が必要な額を判断して渡す。毎月、決まったお小遣いを渡していないけれど毒親なのかな?』


日常生活のなかで不自由をさせているわけではないものの、「周りの家庭はどうしているのだろう」「子どものためには定額制のほうがいいのかな」と迷いが出てきたのでしょう。この投稿には、実際のお小遣い事情を交えたさまざまな声が集まりました。

定額のお小遣いでやりくりを学ばせた

まず見られたのは、お小遣いを定額制にしているママたちの声です。

『中3のときに「やっぱり毎月お小遣いがほしい」って言うから、あげるようにしたよ。でも私が慣れていなくて忘れていると「2か月分溜まっているよ」って業務連絡してくる』


『一度「定額お小遣い制」にしてみたら? お金の使い方、重要性、価値を知る入り口は自己管理だから』


定額制にすると、「今月はいくら使えるか」「残りはいくらか」を自分で考える必要があります。限られたお金のなかでやりくりする経験が、金銭感覚を育てるきっかけになるのかもしれません。さらに、子どもの気持ちに注目したコメントもありました。

『申告制にしていたら、毎回「またカラオケに行くの?」「そんなものを買うの?」とか言われるからイヤだ、自由に使えるみんなはいいなぁって言っていた』


必要なときに都度申告する方式だと、子どもによっては「ママの顔色を窺わなければならない」と感じることもあるのでしょう。金額の問題ではなく、「自分で自由に使えるお金がほしい」という気持ちが背景にある場合もあるのかもしれません。そのため、

『最低限を定額で渡した上で、必要な分はプラスで渡せばいい』


という、“基本は定額+必要に応じて追加”という方法を選んでいる家庭もありました。

「必要なときに渡す派」も少なくない

一方で、「毎月のお小遣い制ではなかった」というママたちの声も見られました。投稿者さん自身も、「お小遣い制にするより、はるかに渡していると思います」と話しています。さらに、お年玉や大会で入賞した際には、ご褒美としてお金やほしいものを渡しているそうです。

『うちも毎月定額は渡していない』


『ほしいときにもらえるなら、決まったお小遣いよりお得だよね』


こんな共感の声も寄せられていました。実際、必要なときに都度渡す家庭では、結果的に定額制より多く使っているケースもあるようです。

『ほしいものはとくに制限もせずに買い与え、ネット購入できるものは親の支払いで子ども自身が購入していました。平均して月に2〜3万円程度だと思います。結果、あまり物欲のない大人になりました』


厳しく制限しなかったことで、逆にお金に執着しなくなったとの経験は興味深いですね。また、

『私も旦那も定額お小遣い制ではなかったから、わが子たちも都度だよ』


このように、自分が育った環境を参考にしている家庭もあるようです。

年齢によっても違う?

年齢によっては管理を覚える必要があると考えるママもいました。

『中学生くらいから、範囲内でやりくりさせることは覚えたほうがいいかも。将来、給料の範囲でやりくりしないとだからね』


小学生のうちはママの管理でも、中高生になると交友関係や行動範囲が広がります。そのなかで、「限られたお金をどう使うか」を経験することが大切なのかもしれません。一方で、

『子どもが中高生のうちに、予算と期間を考えられるようになればOKでは?』


という柔軟な意見もありました。必ずしも「毎月定額」である必要はなく、自分で計画して使う力が身につけばいいのかもしれません。

家庭ごとに、子どもに合った方法を見つけて

最後に見られたのは、「家庭によって違っていい」という声でした。

『毒親とかではなくて、その家庭におけるお金の使い方、子どもへの渡し方、考え方の違いというだけだと思うよ』


『私自身は使うときにもらっていたけれど、わが子はお小遣い日があるのがいいと言うので渡している。友だちと出かけるときは追加であげている。子どもに聞いてみたら?』


ママの考えだけではなく、子ども自身がどう感じているかを聞きながら決めていく方法もあるのでしょう。子どもの性格によっても向き不向きはありそうです。計画的に使える子もいれば、あるだけ使ってしまう子もいます。だからこそ、定額制か都度渡しかという“かたち”だけではなく、その子に合った方法を親子で探していくことが大切なのかもしれません。

 編集・佐藤さとな イラスト・わたなべこ