ロッテ 20年目の角中、今季限りで引退表明 試合後ファンの「角中コール」に涙
◇パ・リーグ ロッテ4―5ソフトバンク(2026年7月20日 ZOZOマリン)
ロッテの角中勝也外野手(39)は20日、20年目となる今季限りでの現役引退を表明した。ソフトバンク戦に「8番・DH」で出場も4打数無安打2三振。敗戦後、マイクを手に再びグラウンドに姿を現すと「角中コール」に感極まって目を潤ませ「死に物狂いでやったので、思い残すことはもうないです」とファンに思いを伝えた。
石川・日本航空二(現日本航空石川)、四国・高知を経て06年大学生・社会人ドラフト7巡目で入団。12、16年の首位打者獲得や日本代表入り、球宴出場など、独立リーグ出身の選手として初めての快挙を次々と果たしたパイオニアだった。「野球やるのが普通だったので。本当に歯磨きのような感じ。歯磨きより野球の方がしているかもしれない」。それが「野球が楽しいとか好きっていう感情」が芽生えたことで引退を意識したという。
11日のオリックス戦で2打席連続三振に倒れて引退を決意。「恥ずかしい三振をして。一昔前なら最後の球、弾丸ライナーで一塁側にファウルでも打てていたなと思って。それが当たらなかったので、もう無理かなと思いました」と明かした。
21日に出場選手登録を外れるが、サブロー監督は「ファンの皆さんに見てもらえる機会はある」と改めて花道を用意することを示唆した。(大内 辰祐)

