「純烈」卒業 白川裕二郎とは 結成初期メンバーで「元力士」の異色の経歴 俳優として大河2度出演
ムード歌謡グループ「純烈」は8日、都内で会見を行い、メンバーの白川裕二郎(49)が来年3月31日をもってメンバーを卒業すると報告した。それに伴い、純烈の新メンバーを募集するオーディションを行うと発表。白川はこれまで、結成初期メンバーとして高い歌唱力でグループをけん引してきた。
「純烈」は2007年に酒井一圭を中心として6人グループを結成。10年にメジャーデビューを果たした。18年にグループ結成から11年で悲願の「第69回NHK紅白歌合戦」に初出場し、8年連続紅白歌合戦出場。メンバーの脱退・卒業・加入を経て、現在は酒井、白川裕二郎、後上翔太の初期メンバー3人体制で活動していた。
白川は1976年12月11日生まれ、神奈川県出身。高校卒業後は大相撲の朝日山部屋に入門し、1995年9月場所に本名の白川で初土俵を踏んだ異色の経歴を持つ。
大相撲では1996年7月場所から四股名を綱ノ富士に改名したがケガの影響で同年9月場所で引退。その後、劇団俳優座に所属し、演技の道に進んだ。
02年、スーパー戦隊シリーズ「忍風戦隊ハリケンジャー」の霞一甲/カブトライジャー役に抜てきされ俳優デビューを果たし、ドラマ、映画と活動の幅を広げ、06年にはNHK大河ドラマ「功名が辻」の平野長泰役として出演し、09年「天地人」には中条景泰役としてお茶の間に名を馳せた。
「純烈には」07年に酒井に誘われメンバー入り。リードボーカルを担当していた。
「お母さんのために歌いたい」という思いを貫いてきた白川。昨年、最愛の母を亡くしていたことを報告していた。亡くなった日もステージに立っていた白川は、この日の会見で「後悔はありますよ」と吐露。「でもうちの母親の口癖は“目の前にいるファン、仕事のありがたみを…大変なことあるかもしれないけど、何があっても頑張りなさい”と言ってくれてたので、その言葉を思い出しながら当日は立ちました」と振り返った。
母について、会見の中で「高齢出産で生んでくれて、母の存在があったからここまでこれた。こんなに素敵な景色をみさせてくれてありがとうといいたいし、あなたの息子でありがとう」と天国の母へ感謝を伝えていた。
