(株)圏央(中野区)と関連2社は5月13日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には倉橋博文弁護士(弁護士法人ほくと総合法律事務所、千代田区平河町2−16−1)が選任された。
 負債は、圏央は債権者127名に対して約22億円、大興は債権者56名に対して約17億円、善は債権者16名に対して約8億円、3社合計約47億円。
 
 圏央は官公庁から公共工事などを請け負い、土木や舗装工事を中心に手掛けていた。2021年5月期は東京都より複数の案件を受注し、完工高24億8023万円をあげていた。
 しかし、2024年には取引先から請負代金請求を提訴され、同年には口座の仮差押えを受けた。以降も原材料の高騰などで厳しい経営が続くなか、2026年には東京都から2年間の指名停止措置などの行政処分を受けた。
 資金繰りも限界に達して事業継続を断念。3月16日に事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任していた。
 関連会社の大興は圏央から土木工事や舗装工事を請け負い、善はグループの仕入や経理業務を手掛けていたが、連鎖した。
 
 破産開始決定を受けたのは以下の3社。
※(株)圏央(TSRコード:297736558、法人番号:7010701019125、中野区東中野1−45−5、設立2005(平成17)年8月、資本金4000万円)
※(株)大興(TSRコード:298529351、法人番号:1011201014605、中野区東中野1−58−11、設立2010(平成22)年10月、資本金4000万円)
※(有)善(TSRコード:295578343、法人番号:5011602024026、新宿区北新宿4−28−15、設立2002(平成14)年12月)