Microこと西宮佑騎被告

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ファーストアルバムが大ヒット

 ハワイ育ちの米国人であるShen(44)と東京・蒲田出身のMicro(45)の二人がDef Techを結成したのは2001年のこと。07年に一旦、解散をしたものの、10年には再結成し、活動歴は20年にのぼる。

【写真を見る】西宮被告のSNSにはサーフィンを楽しむ様子が投稿されていた。逮捕報道の5日後には「武道館公演」を控えていたが

 自らの音楽をジャパンとハワイ、ジャマイカを融合させた新ジャンルの「ジャワイアン・レゲエ」と標榜。代表曲は、05年に春のセンバツ高校野球のハイライト番組「みんなの甲子園」で使用された「My Way」だ。代表曲が収録されたファーストアルバム「Def Tech」は280万枚超を売り上げる大ヒットを記録した。そのブレイクによって、同年の「第56回NHK紅白歌合戦」で紅白初出場を果たしている。

Microこと西宮佑騎被告

サーフィン仲間とともにハワイ

 Def Techの一人、Microとして活動する西宮佑騎被告は2月2日、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部(マトリ)に現行犯逮捕された。マトリが東京・渋谷にある西宮被告の自宅へ家宅捜索に踏み込み、数グラムの乾燥大麻を発見。麻薬取締法違反(所持)の容疑に問われたのだ。

 実は、その1カ月余り前、ハワイ・ホノルルのクラブで西宮被告の異変が目撃されていた。

 実家はサーフショップを経営し、自身も幼いころからハワイでサーフィンに興じていたという西宮被告。昨年末から年明けにかけ、サーフィン仲間とともにハワイを訪れていたのである。

大麻らしき臭いがプンプン

 年末年始にハワイに滞在した日本人観光客の話。

「ワイキキの中心部に『インターナショナルマーケットプレイス』というショッピングセンターがあります。そこにあるレストランは夜10時を過ぎると、クラブに衣替えする。現地の方に、週末はその店が盛り上がると勧められた。そこで、12月27日に行ってみると、Microが客として来ていました。ドレッドヘアの日本人とお酒を飲んでいたかと思うと、ぴょんぴょん跳ねながら大声で歌ったり、異常なハイテンションでした。そのとき、大麻らしき臭いがプンプン漂っていました。会場には50人くらいの観客がいて、誰が吸ったのかはわかりませんでしたが……」

“なんかヤバいね”

 Microは、自身のインスタグラムにそのクラブで開催される「年越しカウントダウンパーティ」にDJとして参加することを告知していた。

「そのパーティにも行ってみると、Microは、地元DJとともにDJブースに陣取って、マイクパフォーマンスで会場を盛り上げていました。EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)が流れ、Microはこのときも前回同様、異常なハイテンションでした。屋外に面するクラブで、肌寒いくらいだったのですが、Microは尋常ではないほど汗をかいていました。同行した日本人からは“なんかヤバいね”という声が上がり、地元の方も怪訝そうに見ていました。Microの様子は明らかにおかしかったのです」(同)

莫大な損害賠償

 ハワイでの異常なハイテンションから1カ月余り後、西宮被告はマトリに逮捕されたわけだ。2月20日に起訴され、その翌日に勾留されていた警視庁・三田警察署から保釈された。その際、報道陣を前にして、「このたびは皆さまにご迷惑ご心配をおかけして、大変に申し訳ございませんでした。ごめんなさい」と深く頭を下げた。

 その代償は小さくはなく、2月8日に開催予定だった日本武道館でのデビュー20周年記念公演は急遽中止に。チケットは完売状態だった。西宮被告が中止に伴い、莫大な損害賠償を背負わされるのは間違いない。

デイリー新潮編集部