動画「感謝のきもちは、知性のあらわれ」で脳科学者の茂木健一郎氏が、人間の知性と感謝の気持ちの深い関係について語った。茂木氏は冒頭、「周りのものとか周りのことに感謝の気持ちを持っているかどうかというのは、僕は知性の表れだと思うんですね」と断言。その理由について、アインシュタインのエピソードを挙げながら説明した。

茂木氏は、アインシュタインが一日に何度も周囲への感謝を口にし、自分の生活が多くの人の努力によって支えられていることに思いを馳せていたと紹介。「自分が着ている服、食べている食べ物、情報。これ全て自分が生み出したものなんてほんと少なくて、世の中のもの、自分の命を支えているものって、ほとんどのものは多くの人の営みによって支えられている」と述べ、日々の生活が他者や自然の恵みに支えられている事実を強調した。

また、「感謝の気持ちというのは、物事の因果関係をはっきりと見るということだと思う」と語り、何もかも自分の手柄と思い込む傲慢さを「知性の欠如」と切り捨てた。たとえば「金持ちがすごいスポーツカー買ったって、それは金があるから買っただけで、スポーツカー作ったのはお前じゃないだろ」と例示し、感謝を忘れた自己中心的な考え方を批判。

最後に茂木氏は「本当に知性の高い人っていうのは感謝の気持ちを持ってると僕は思うんですね。逆に傲慢な人っていうのは知性が足りない。そこをちゃんと押さえておくと、世の中間違いないんじゃないかな」と締めくくり、知性と感謝の密接な関係についての自らの見解を力強く発信した。

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