海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「【レイ・ダリオが警告】巨大債務でアメリカ国家は破綻。3つの解決策とプロの投資戦略について解説していきます!」と題した最新動画を公開。米国の債務危機リスクや世界的な経済サイクルについて、自らの見解とともに解説した。

冒頭、宮脇氏は「古代ローマ帝国も、18世紀のフランスも、みんな同じような道をたどって没落していったわけです」と歴史に照らしながら、アメリカを含め世界の大国が直面する債務リスクについて警鐘。さらに「世界最大のヘッジファンド創設者・レイ・ダリオ氏が3年前後でアメリカは債務危機に陥ると警告している」ことを根拠に、今のアメリカも決して楽観できない状況だと強調した。

ダリオ氏の予測によれば、米国債務の利払いは「年間1兆ドル(日本円で150兆円)に達し、日本の国家予算に匹敵」する異常な水準。さらに「1年以内に償還を迎える米国債は9兆ドル分あり、市場がこれを買い支えられなければ金利高騰→経済クラッシュに直結する」と説明。「今、株価や為替の上げ下げに一喜一憂している人もいるが、これは本当の大波に比べれば小さな揺れに過ぎない」と視聴者に警戒感を訴えた。

ではどうすれば危機を回避できるのか。宮脇氏は「ダリオ氏の解決策は、『増税』『歳出カット』『金利引き下げ』の3本柱」としたうえで、「政治的にはどれも実現が困難。100年後の国のための政策より、目先の人気取り政策が優先されがち」と政治リスクも指摘。その上で「アメリカが転べば、世界が一斉に風邪をひくどころではなく、同じように各国が危機を迎える可能性が高い」と警告した。

また個人投資家の視点では「損益計算書やバランスシートが健全な国・資産クラスに分散投資し、債券比率を抑えるべき」と助言し、「金や少量のビットコインもリスク分散になる」と最新の資産戦略にも触れている。

近年、日本も債務超過による「失われた30年」を経験し、国民の平均年収がアメリカの半分以下にまで下がった現実を挙げつつ、「国家が守られても、国民が貧困化しては意味がない」と指摘。「歴史的転換点では従来の常識が通用しなくなり、ピンチはチャンスに変わる可能性もある」と挑戦の重要性を語った。

動画の最後では、「ダリオ氏の最新書籍『国はなぜ破綻するのか』は今のところ英語版のみ。興味がある方は原文に挑戦してみてほしい」と締めくくった。

チャンネル情報

宮脇さき@海外不動産個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動登録者9万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営