空席が目立った横浜ダービーに、もったいなさを感じた。思い出したのは香川真司の言葉「スケジュール、もっとちゃんとやってくれよ(笑)」
水曜日のこの日、現地で観戦したのは1万7115人。舞台は7万人超を収容する日本最大級のスタジアムなだけに、ホームサポーターでびっしり埋まったゴール裏を除き、空席が目立った。試合内容とともに、客入りも寂しいものとなり、個人的に抱いたのは「もったいないな」という感想だ。
過去、日産スタジアムで行なわれた横浜ダービーは4回。観客数を見てみると、新型コロナウイルスの影響を強く受けた2020年と2021年を除くと、2007年は5万3916人、2023年は2万5238人で、いずれも土曜開催だ。この数字からもやはり、もったいなさが感じられる。
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マッチメイクと言えば、今季開幕戦として金曜日に実施された、ガンバ大阪対セレッソ大阪(アウェーの後者が5−2で勝利)での一件が思い出される。
満員の3万4860人が入り、計7ゴールが生まれるスリリングな大阪ダービーになった一方で、C大阪の香川真司は開幕前のキャンプ中に、『DAZN』で冠番組を持つ内田篤人氏から取材を受けた際、こう語っていたのだ。
「開幕戦でいきなりドルトムント対シャルケってないでしょ?スケジュール、もっとちゃんとやってくれよと思ったけど(笑)」
シャルケOBの内田氏が「盛り上げるためですよ」と笑うと、かつてシャルケの宿敵ドルトムントでプレーした香川は「盛り上げるためなのは分かるけど」と返答。そのうえで、「決まった以上は仕様がない。アウェーのガンバは本当に嫌なので、すごく大変だと思いますけど、しっかりトレーニングして、どんな状況でもできるように忍耐強くやっていきたいです」と伝えていた。
日本代表の元10番としては、コンディション的にも万全とは言えない開幕直後ではなく、あらゆる意味でより仕上がってきたタイミングで、いざ、ライバルとの大一番を迎えたかったはずだ。
様々な制約があるなかで、Jリーグが限りなくベストを目ざしてマッチメイクしていることは十分理解している。ただ、それでも...一世一代のダービーの開催日を巡っては、ひとこと言いたい人が少なくないのもまた事実だ。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
