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 バイエルン・ミュンヘンはエリック・ダイアーの獲得に迫っている。トーマス・トゥヘル監督はトッテナム・ホットスパー所属のディフェンダーが、すでに健康診断のためにミュンヘンの地を訪れていることを明らかにした。「これまでの経験から、最後の最後までどうなるかわからないということを知っているがね」と、あたかもこの夏に頓挫したジョアン・パリーニャの件を示唆しつつ、「我々はこれからセンターバックの補強を果たそうとはしているよ」とコメント。「それ以上のことについては、クラブが合意してサインが交わされる時まで待ちたい」と言葉を続けている。

 ダイアーに関しては確かに手薄となっているセンターバックへの強化も期待される一方で、「かつてはプレミアリーグで、ボランチとして彼は多く出場していた。ただ最近はセンターバックでプレーしており、これによってレオン・ゴレツカは中盤のプレーにまた専念することができる」と説明。また戦術面においてもダイアーは4バックのみならず、3バックにおいてもプレーが可能だ。

 これまで10年間に渡り所属してきたトッテナムでは、プレミア通算274試合に出場して12得点をマーク。現在バイエルンに所属するハリー・ケインとも長年に渡り共にプレーしており、ただ今季に関してはプレミアリーグ4試合の出場のみにとどまっているところ。2015年よりイングランド代表に選出されてきたディフェンダーは、ポステコグルー監督の下ではバックアップ要員の域を超えることができなかった。そのためこれから新天地へと渡る決断を下したベテランにとっては、まずはアジア杯で不在となるキム・ミンジェの穴埋めとしてその存在感を発揮したいところ。

トゥヘル監督、マズラウイについてモロッコ代表に「勧告」

 水曜日にヌゼア・マズラウイは土曜から開催されるアフリカ杯参加のため、モロッコ代表と合流した。しかしながら同選手は肉離れからの回復に努めていたこともあり、バイエルン側はモロッコ代表に慎重なアプローチを求めているところ。合流時期についても協議の結果で間延びさせたことを明かしたトゥヘル監督は「両者の間で合意点を見出したんだ」と説明。「我々の希望としては3試合目でわずかな出場ということになるが、モロッコ代表がそれを意識しなくても驚かない。これは非難ではなく現実だ」との考えを示している。ただいずれにしてもバイエルンではそもそも右SBの選手層に薄さがあるため、おそらく今冬の移籍市場における補強ポイントの1つであることに変わりはないだろう。