脅威となった久保(左)を敵将アンチェロッティ(右)が称えた。(C)Getty Images

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 敵将も脅威だったと認めた。

 現地時間9月17日に開催されたラ・リーガの第5節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダは首位のレアル・マドリーと敵地サンティアゴ・ベルナベウで対戦。開始5分に先制したものの、後半に2点を奪われ、1−2で黒星を喫している。

 2022年夏まで契約していた古巣との一戦で、右ウイングで先発した久保は躍動。高精度のラストパスでアンデル・バレネチェアの先制弾をお膳立てすれば、オフサイドで取り消されたものの、11分にはペナルティエリアの外からゴラッソを突き刺す。

 その後も独走ドリブルからの際どいシュートやミケル・メリーノの決定機を創出するなど、とりわけ前半は眩い輝きを放った。

【動画】正確なラストパス!久保が古巣マドリー戦で先制ゴールをお膳立て
 スペイン・メディア『Futbol Fantasy』によれば、マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は試合後、2アシストをマークした左SBフラン・ガルシアに対するコメントの中で、マッチアップした久保について言及した。

「真実は、彼(F・ガルシア)が少し苦しんだということだ。クボは非常に良いプレーをしており、とても危険だった。前半、フランは何度か攻撃したが、アイデアは攻撃することであり、実際のところ、彼が素晴らしいアシストを2つしてくれたことで、我々は試合に勝つことができた」

 稀代の名将は、昨夏にこの逸材を手放したのを後悔しただろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部