新型N-BOXが公開。超キープコンセプトながら上質な外観と視界のよさが特徴
新型で3代目となるN-BOXは、軽自動車市場で半数弱を占める軽スーパーハイトワゴンで30%超をマークし、登録車を含む新車販売台数は2年連続で1位、軽四輪車販売台数では8年連続で1位に輝くビッグネームである。初代のコアユーザーである子育て中の30代主婦層に加え、2代目では20代独身女性や50代子離れ男性、60代シニア男性などあらゆる世代にユーザー層を広げ、3代目でもそれらをキープ。従来モデルが持つ総合力の高さに対して、ホンダコネクトを加えてさらにもう1段階高い次元へと進化させた。
プラットフォームは先代からの流用。ボディの骨格も基本は流用しているが、衝突対策などの改良で手を加えている。パッケージは2代目で好評の空間を守りながら、前席の頭上空間を5mm広げ、前席のショルダールームを左右で5mm拡大。後席は左右のドリンクホルダー上部の形状を見直すことで左右併せて55mmショルダールームを拡大している。
外観はボディ外板が新作だが、ウインドーまわりがリヤクオーター部、バックドア部を除き、先代を流用。従ってボディサイドのガラスと鉄板部分の比率は先代と同じで、ミニバンのような安心感を表現。また、広いキャビンを包み込むようなデザイン表現でも安心感をもたらしている。バンパーコーナー部分には段差を設けて走りのよさを感じさせる踏ん張り感をアピールする。
■街になじむデザインの標準系
標準系は「ハッピーリズムボックス」のコンセプトを象徴するモデルとして、「ハッピーリズム」をキーワードに開発。一目でN-BOXとわかる骨格とシンプルで街に自然と溶け込むような親しみやすさを追求。ヘッドライトは安全と信頼の瞳をテーマに灯体としての機能を集約させつつ、瞳を思わせるデザインに仕立てた。黒目のバランスや人のまぶたで瞳が隠れる量を参考にして、親しみやすさをもっとも感じるデザインをミリ単位で吟味し、どの角度からでも瞳らしさが感じられる造形としている。フロントグリルは昨今、フィンやメッシュタイプが多いなか、ボディカラーと同色を採用。シンプル家電のような丸穴デザインとし、新鮮な見え方と清潔感、日常の暮らしに寄り添ったイメージを目指した。
