現在フリーの元日本代表MF本田圭佑【写真:Getty Images】

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1部昇格のブレシアとヴェローナが新天地候補と現地報道 本田の経験値に期待か

 昨季限りでオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーを退団した元日本代表MF本田圭佑は新天地が決まっておらず、その去就に注目が集まっている。

 かつてイタリアの名門ACミランに在籍していたなか、再びイタリア上陸の可能性が浮上しているようだ。現地ニュースサイト「seriebnews.com」が報じた。

 本田は1年間過ごしたメルボルン・Vを退団後、古巣オランダ1部VVVフェンロのトレーニングに参加するなど、新天地への移籍に向けて調整。いまだ新たな所属クラブは決まっておらず、33歳アタッカーの決断に注目が集まっている。

 そのなかでイタリア移籍の可能性を伝えたのが現地ニュースサイト「seriebnews.com」だ。「ホンダのイタリア帰還が現実味を帯びる。ミランで公式戦92試合11ゴールをマークした」と紹介。本田は2013年12月、CSKAモスクワからイタリアのミランへ移籍し、4シーズンにわたってミランの10番を背負った。

 その後、メキシコ、オーストラリアと渡り歩いているなか、記事では「ケイスケ・ホンダがセリエAに戻るかもしれない。才能溢れる日本人選手は、ブレシアやヴェローナなど新たに昇格したクラブで人気選手となるだろう」と指摘した。

「本田は現在フリーで、イタリアの2クラブは、33歳の日本のタレントが経験を注入してくれると考えている」

 今季、1部昇格組のブレシアやヴェローナにおいて、本田が加入すればキーマンになり得ると記している。5月の段階でブレシアの地元紙が本田への関心を伝えていたとされ、「数日中に日本人を納得させるオファーが届く可能性がある」と続けた。

 果たして本田のイタリア再上陸は実現するのか。日本人アタッカーの決断に注目が集まる。(Football ZONE web編集部)