前線で気を吐いた南野。決定機を逸することもあったが、イタリア・メディアからは高く評価されている。 (C) Getty Images

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 アラブ首長国連邦(UAE)で開催されているアジアカップ、グループリーグ第2戦、日本代表対オマーン代表が現地1月13日に行なわれ、1-0で日本が勝利した。

 日本は第1戦のトルクメニスタン戦の先発メンバーから、負傷で欠いた大迫勇也に代えて2トップの一角に北川航也、ボランチに遠藤航を置き、2名を入れ替えて臨んだ。

 だが、森保ジャパンになってから存在感を増す南野拓実、堂安律などを起点に幾度となく敵陣に攻め入りながらも、奪えた得点は原口元気のPKによる1点のみ。しかも、前半終了間際にはシュートを防いだ長友佑都のプレーが、ペナルティエリア内におけるハンドではないかと物議を醸すなど、試合内容には海外メディアでも疑問を呈する声も多い。

 そんななか、イタリア・メディアの『TUTTOMERCATO24』は「日本の得点は原口だけ。だが結果には何一つ不足なし」と評している。

「試合は強豪とそうでないチームの、非常に一般的な展開だった。なかでも、日本のチャンスメイクとなった数々のシーンは南野を起点に創出されたものだ。8分、南野はオマーンゴールに寸前まで迫った。しかしファイズ・アルルシェイディに阻まれゴールはならず。森保ジャパンは全員でラインを押し上げるが、度々鋭いカウンターを食らってしまうのは致し方ない。

 そんななか、再び南野がチャンスを創出。ゴール前で南野がシュートを打ち込み、堂安も続いた。ゴールラインは割れなかったが、彼らの働きは日本の優位性をもたらした。

 数分後に南野の仕掛けから原口が詰めてPKを獲得し、1点を奪う。前半終了間際に、長友の“ハンドボール・ブロック”が審判に認識されなかったという疑念は残る。が、試合を支配していたのは日本だ。

 後半のオマーンはせめてもの引き分け狙いだったろう。受ける日本は混乱したようにも見えたが、主導権が日本から移ることはなかった。日本がオマーン相手に攻めきれなかったのは内部の問題だ。森保ジャパンはベスト16に進出する。これは実力通りの結果だと言える」

 日本代表の選手たちが、試合後のコメントなどで物足りなさや危機感を覚えていることは確か。しかし、決勝トーナメント進出を決めた“結果”や南野の働きについては、海外でも評価されているのが実情だ。 17日に行なわれるウズベキスタン戦でグループステージを終える森保ジャパンは、現地1月21日に決勝トーナメント1回戦に臨む。