感動のフィナーレだったが…

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 夏の風物詩である『24時間テレビ』(日本テレビ系)の目玉企画といえば、毎年、人気タレントがランナーを務める「チャリティーマラソン」。8月25〜26日に放送された今年は、お笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞん(33)が史上初のトライアスロンに挑戦。水泳・自転車・マラソンの3種目で総距離160km超という過酷な内容だったが、無事、番組終了の直前、20時45分にゴール地点の日本武道館にたどり着いた。

 生放送だけに、過去には“筋書きのないドラマ”もあった。2013年には、森三中の大島美幸がゴールまであと2kmで放送終了となり、涙を飲んだこともある。

 だが、2014年から今年までの5年間のランナーは“優秀”だ。城島茂、DAIGO、林家たい平、ブルゾンちえみ、みやぞんと、性別も年代も走行距離もバラバラだったが、ゴール時刻は20時44〜48分という“極めて狭い範囲”に収まっている。20時54分の放送終了の直前で、お馴染みの『サライ』の大合唱で迎えるのにベストのタイミングだ。

 そんななか、今年の“ラストスパート”を目撃した男性は、こう首を傾げる。

「当日の夜8時半頃、ゴール直前の首都高西神田インター付近で、偶然みやぞんが走っているところに居合わせたんです。『あれ?』と思ったのは、武道館とは逆の方向に走って行ったこと。なんでわざわざ遠回りするのか、不思議でしたね」

 番組内容を確認すると、目撃証言の時刻の少し後から、みやぞんの走る姿が放送されており、たしかに西神田付近から竹橋方面へ大きく迂回してから、武道館へと向かっていた。ざっと1kmは“遠回り”している。

 例年、チャリティーマラソンのルートは、保安上の理由などから公開されていないが、ゴール直前で遠回りするルートを取るのは不可解だ。「2009年にランナーを務めたイモトアヤコが放送時間内にゴールできなかったことがあって、上層部から現場がどやされたと聞く。ベストなタイミングでのゴールになるよう調整が入っているのではないか」(番組関係者)という声もあったが、日本テレビに確認すると、「番組制作上の詳細についてはお答えしていません」(広報部)とするのみだった。

※週刊ポスト2018年9月14日号