コンビニ向け野菜洗浄システム、オゾンの秘密
同社の野菜洗浄システムでは、一部では塩素を使うがマイクロバブル化したオゾンでカットした野菜を洗浄・殺菌するのが特徴。宮坂広夫取締役企画開発部長は「業界スタンダードを目指したい」と話す。カット野菜の製造には主に塩素などの殺菌料が使用されており、野菜の味の低下や色の変質、におい残りなどの課題があった。そこで、細胞壁を壊さないオゾンに目をつけた。
オゾンガスをマイクロバブル化することで、低濃度でも殺菌力が高まる。またマイクロバブルは水面に向かって上がる速度が遅いため、滞留時間が長く、その分洗浄時間の増加につながる。塩素で殺菌するよりもカット野菜の味や色が保たれる。家庭で水道水を使って野菜を洗浄した場合と近い品位になる。
洗浄システムにはオゾンの吸引システムを設置。作業環境における安全性にも配慮した。宮坂取締役企画開発部長は「カット野菜のみならず、今後は肉や魚などにも展開できるのではないかと考えている」と話す。
