話題の天才少年デンベレは現在13歳。日本で期待を一身に集める久保建英よりも若くして、トップチームの練習に参加している。

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 スコットランドでいま話題を集めているのが、セルティックの下部組織に所属する13歳の攻撃的MF、カラモコ・デンベレだ。
 
 とにかく“飛び級ぶり”が凄まじく、13歳でセルティックのU-20チームに昇格。10月3日のハーツU-20戦で交代出場から最後の9分間ピッチに立ち、「違和感なくプレーし、責任を果たした」(クラブの公式サイト)。
 
 さらに10月19日、スコットランドU-16代表に初招集。北アイルランド、ウェールズ、アイルランドとの対抗戦、「ヴィクトリー・シールド」(10月30日〜11月4日)の出場メンバーに選ばれた。
 
 デンベレは、コートジボワールの両親の下、2003年1月1日にロンドンで生まれ、5歳の時にスコットランドに渡り、その後にセルティックの下部組織に入団。今年3月にアイルランドで開催されたU-15のユース大会に出場して大会MVPに輝くなどメキメキと頭角を現わし、前述のように“超飛び級”でU-20チームに引き上げられ、ブレンダン・ロジャース監督率いるファーストチームの練習にも参加している。
 
 得意の左足からトリッキーなドリブルや鋭いパスを繰り出し、「新たなメッシ」とも呼ばれる13歳の超逸材から目が離せない。